2009年09月29日　14:19

ソニー、新機能満載のデジタル一眼レフ「α550」

[α550]

ソニーは、デジタル一眼レフカメラ「α」シリーズの新モデル「α550」を発表。10月22日より発売する。

セル単位でノイズの発生を抑え、センサーからの出力時点でノイズを最少化して画像処理エンジンにデータを高速転送するCMOSセンサー“Exmor”と、新アルゴリズムと画像処理性能が向上した画像処理エンジン「BIONZ」を搭載。これらにより、ノイズが飛躍的に低減され、高解像感と豊かな階調表現をあわせ持った高品位な画質を実現している。ISO感度も最大12800まで選択できるようになり、暗い環境下でも手持ち撮影が楽しめるようになった。

また、ライブビュー機能に、独自の顔検出機能を追加し、ライブビューによる人物撮影時のAF精度と画質の向上を実現。顔検出機能を利用し、笑顔の瞬間に自動でシャッターを切る「スマイルシャッター」機能も新たに搭載された。

さらに、明暗差が大きい光景などでも、人間の目で見た印象に近く再現できる独自のデジタル画像処理機能「オートHDR（ハイダイナミックレンジ）」、最大毎秒約7コマの高速連続撮影を実現した「速度優先連続撮影モード」、ボタン1つで撮像素子からの映像をモニター画面に映し出す「マニュアルフォーカスチェックライブビュー」などの新機能が追加された。

このほか、「α380」「α330」「α230」と比較して約2倍の色域と高コントラストを実現した3型“エクストラファイン液晶”モニターを採用。ボディ背面に対し下向き・上向きとも90度までチルト可動可能なほか、明るさセンサーを利用し、周囲の明るさに応じてカメラが自動的に液晶の輝度を上げる「明るさ自動調整機能」を備えている。

なお、ボディ単体のほか、標準ズームレンズ「DT18-55mm F3.5-5.6 SAM」を組み合わせた「ズームレンズキット」、高倍率ズームレンズ「DT18-200mm F3.5-6.3」を組み合わせた「高倍率ズームレンズキット」がラインアップされる。市場想定価格は、「α550ボディ」が95,000円前後、「α550ズームレンズキット」が100,000円前後、「高倍率ズームレンズキット」が140,000円前後。