2012年06月04日　19:58

ソニー、フルフラットデザインのUltrabook「VAIO T」

VAIO Tシリーズ13

VAIO Tシリーズ11

ソニーは、ノートパソコンの新シリーズ「VAIO T」を発表した。店頭販売向けのラインアップは、13.3型ワイド液晶を搭載する「Tシリーズ13 SVT13119FJS」と、11.6型ワイド液晶を搭載する「Tシリーズ11 SVT11119FJS」の2種類。いずれも6月9日より発売する。

インテルが提唱するノートパソコンの新カテゴリー“Ultrabook”に準拠したソニー初の製品。ボディは、厚さ17.8mmのフルフラットデザインを採用。有線LANやアナログRGB、フルサイズのHDMI出力など、本体側面部のインターフェイスが充実している。また、側面に丸みを帯びたデザインを採用することで、デザイン性だけではなく、ねじれに対する剛性も確保。天板部分はヘアライン加工を施したアルミ素材を採用し、高品位なデザインに仕上げた。

機能面では、インテルの「Rapid Start Technology」と独自技術を組み合わせた「Rapid Wake + Eco」を新たに搭載。液晶を開くだけで高速にレジュームから復帰でき、液晶を閉じるだけで作業状態を保存することができるという。また、独自のデータ保護テクノロジーにより、OSのスリープモードの弱点だったデータ消失のリスクを低減。バッテリー持続性も、スリープモードから格段に伸びているという。

このほか、SSDとHDDとのハイブリッドストレージを採用。「Intel Smart Response Technology」により、SSDの高速レスポンスと、HDDの大容量記憶容量の両立を実現している。

基本スペックは共通で、CPUが「Core i5 3317U」、メモリーが4GB、ストレージが500GB　HDD+32GB SSD。無線通信はIEEE802.11b/g/n準拠の無線LANとBluetooth 4.0。インターフェイスがUSB 3.0×1（電源オフUSB充電対応）、USB 2.0×1、ギガビットLAN×、メモリースティック/SDメモリーカードスロット×1、HDMI×1、アナログRGB×1、音声入出力×1（ステレオミニ）。バッテリー駆動時間は6.5時間。OSは64bit版「Windows 7 Home Premium」。「Microsoft Office Home and Business 2010」が付属する。なお、CTO対応のVAIOオーナーメードモデルでは、Core i7や512GB SSDといったパーツを選択することも可能だ。

「Tシリーズ13 SVT13119FJS」の本体サイズは323（幅）×17.8（高さ）×226（奥行）mmで、重量は約1.6kg。「Tシリーズ11 SVT11119FJS」の本体サイズは297（幅）×17.8（高さ）×214.5（奥行）mmで、重量は約1.42kg。

市場想定価格は「Tシリーズ13 SVT13119FJS」が12万円前後、「Tシリーズ11 SVT11119FJS」が11万円前後。

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