2013年01月30日　19:00

アップル、128GBモデルの「iPad」を2月5日に発売

iPad Retinaディスプレイモデル

アップルは、2048×1536ドット（264ppi）のRetinaディスプレイを採用した「iPad Retinaディスプレイモデル」に128GBモデルを追加すると発表。Wi-FiモデルとWi-Fi+Cellularモデルを2月5日より発売する。

すでに発売されている16GB/32GB/64GBモデルに、新たに128GBモデルを追加する。Wi-FiモデルとWi-Fi+Cellularモデルを用意し、価格は、Wi-Fiモデルが66,800円、Wi-Fi+Cellularモデルが77,800円となる。大容量のストレージを備えることで、電子書籍や映画、音楽など多様なコンテンツを保存できるようにし、個人のほか、企業関係者や教育機関、アーティストなどのニーズにも対応する。なお、128GBモデルには、1月29日に公開されたiOS 6.1がプリインストールされる。

「iPad Retinaディスプレイモデル」は、2012年3月16日に発売された第3世代「iPad」の後継モデル。9.7型のRetinaディスプレイを採用し、2048×1536ドット（264ppi）表示に対応したほか、プロセッサーに従来機種「A5X」の最大2倍の処理能力を発揮するという「A6X」を塔載。Dockコネクターには、「Lightning」を採用した。音声認識機能の「Siri」も強化した。

カメラ機能は、本体背面に500万画素の裏面照射型センサーを採用したiSightカメラを、本体前面に120万画素の裏面照射型センサーを採用したFaceTime HDカメラを搭載。動画撮影では、iSightカメラが1080p/30fpsに、FaceTime HDカメラが720pに対応した。さらに、Bluetooth 4.0を搭載。センサーは、3軸ジャイロ、加速度センサー、環境光センサー、デジタルコンパスを内蔵。Wi-Fi+Cellularモデルのみ、GPSも搭載している。バッテリー駆動時間は最大10時間（Wi-Fiでのインターネット利用時）。

無線通信は、Wi-Fiモデル、Wi-Fi+CellularモデルともにIEEE802.11a/b/g/nに準拠。Wi-Fi+Cellularモデルは、「モデルA1459」と「モデルA1460」の2機種を用意。「モデルA1459」は、GSM/EDGE（850、900、1800、1900MHz）、UMTS/HSPA+/DC-HSDPA（850、900、1,900、2100MHz）、LTE（バンド4および17）に対応。「モデルA1460」は、CDMA EV-DO Rev. AおよびRev. B（800、1900、2100MHz）、GSM/EDGE（850、900、1800、1900MHz）、UMTS/HSPA+/DC-HSDPA（850、900、1900、2100MHz）、LTE（バンド1、3、5、13、25）に対応する。

本体サイズは、Wi-Fiモデル、Wi-Fi+Cellularモデルともに共通で、185.7（幅）×241.2（高さ）×9.4（奥行）mm。重量は、Wi-Fiモデルが652g、Wi-Fi+Cellularモデルが662g。

■関連リンク

【新製品ニュース】アップル、iOSを6.1に更新し「LTE」対応キャリアを拡大

【新製品ニュース】ソフトバンク、iPadのテザリングサービスを本日より開始

【新製品ニュース】ソフトバンク、iPad miniなどの料金プランを発表

【新製品ニュース】au、iPad/iPad mini向けの4G LTE料金プランを発表

【新製品ニュース】アップル、新「A6X」チップを搭載した第4世代iPad