2013年06月17日　18:41

東芝、2560×1600の10.1型液晶を搭載したレグザタブレット

レグザタブレット AT703/58J

東芝は、Androidタブレット端末「レグザタブレット」の新モデルとして、2560×1600ドット表示の10.1型ワイド液晶を搭載した「AT703/58J」を発表。6月21日より発売する。

従来機種「AT700」と比べて4倍となる、約410万画素の10.1型高解像度ワイド液晶（2560×1600ドット）を搭載したAndroidタブレット。複数のページを並べて縮小表示しても、文字が精細に表示される。液晶画面は、広視野角で斜め方向からも鮮明に閲覧できるほか、堅牢で割れにくい強化ガラス「Corning Gorilla Glass 2」を採用している。

また、ノートのようなユーザーインターフェースを採用し、付属の専用ペンで文字や図形を手書きできるノートアプリケーション「TruNote（トゥルーノート）」を搭載。思いついたアイデアなどを最大100万ページ分のノートに書き込んだり、線の種類や色を変更してイラストを描くことができる。書き込んだ文字や図形を手書きで検索し、必要なページを素早く見つけることが可能だ。

さらに、専用ペンには1024段階の感圧センサーを内蔵。筆圧に応じて線の太さを変更し、さまざまな文字や線を書くことができる。キーボード入力にも対応しており、付属のタブレットカバー兼用「Bluetooth キーボード」を装着することで、キーピッチ約17mm、キーストローク約1.7mmの快適な打鍵感で文字を入力できる。

性能面では、プロセッサーに1.80GHzのクアッドコア「Tegra 4」を、RAMに2GBメモリーを装備。ストレージとして、32GBメモリーを内蔵する。無線通信は、IEEE802.11a/b/g/nとDraft IEEE802.11acに準拠した無線LAN、Bluetooth 4.0を装備。カメラ機能は、本体前面に約120万画素カメラ、本体背面に約800万画素カメラを搭載する。

このほか、OSは「Android 4.2」を採用。GPS、電子コンパス、加速度センサー、ジャイロセンサー、照度センサーを搭載。インターフェイスは、USB 2.0×1、HDMI（micro）×1、microSDカードスロット×1、ヘッドセット/ヘッドホン端子×1を装備。本体サイズは260.7（幅）×10.5（高さ）×178.9（奥行）mm。重量は約671g。バッテリー駆動時間は約9.5時間。

市場想定価格は90,000円前後。