2021年12月02日 13:53

ソニー、“新世代のベーシックモデル”「α7 IV」を12月17日に日本国内で発売

ソニーは、フルサイズミラーレスカメラ「α7 IV」ボディ(ILCE-7M4)を2021年12月17日から日本国内で発売すると発表した。また、2022年春以降には、「FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS」が付属する「α7 IV」ズームレンズキット(ILCE-7M4K)も発売する予定だ。

「α7 IV」ボディ(ILCE-7M4)の予約受付は12月7日10時から開始する。「α7 IV」ズームレンズキット(ILCE-7M4K)の予約受付時期は未定だ。

「α7 IV」は、「ソニーの最先端のカメラ技術を凝縮した新世代のベーシックモデル」と位置づける、フルサイズミラーレスカメラ。

仕様面では、新開発の有効約3300万画素35mmフルサイズ裏面照射型CMOSイメージセンサー「Exmor R(エクスモアアール)」を装備。さらに、「α」シリーズのフラッグシップ機「α1」にも採用されている、従来比最大約8倍(前機種「α7 III」搭載の画像処理エンジン「BIONZ X」との比較において。ソニー測定条件)の高速処理が可能な画像処理エンジン「BIONZ XR(ビオンズエックスアール)」を備える。

これらにより、高解像ながら、常用ISO感度100-51200(静止画拡張時50-204800、動画拡張時100-102400)の広い感度領域を実現。「ノイズを低減しながら、高い色再現力で被写体細部の質感まで高精細に表現する」という。また、15ストップ(ソニー測定条件。静止画撮影時)の広いダイナミックレンジで、階調豊かな表現が可能だ。

AF機能では、「α7 III」と比較してより広範囲な撮像エリアの約94%に、高密度に配置した759点の像面位相差AFセンサーが「被写体をより高速・高精度に追跡」するとのこと。AF/AE追従で最高10コマ/秒(「Hi+」時最高約10コマ/秒、 連続撮影モード「Hi」時最高約8コマ/秒。ソニー測定条件。撮影設定によって最高連写速度が異なる)の高速連写でシャッターチャンスをとらえる。

また、AIを用いて、高い認識精度で被写体の顔や瞳情報を検出し続ける「リアルタイム瞳AF」において、人間に加えて、「α」シリーズとして初めて、静止画と動画の両方で鳥と動物の目を追跡できるようになった。人間の顔や目の検出精度は、「α7 III」と比べて約30%向上している。

動画機能では、画素加算のない全画素読み出しによる高品質な4K/60p記録(Super 35mmモード時)や、フルサイズ7Kオーバーサンプリングによる4K/30p記録をサポート。同社の映像制作用カメラ群「Cinema Line(シネマライン)」と同様のルックS-Cinetone(エスシネトーン)を装備し、「シネマライクな表現を簡単に実現できる」という。10種類の設定されたルックから選択することで、ユーザーが好みの画作りを手軽に楽しめるクリエイティブルックも備えた。

さらに、自然な諧調表現ができる4:2:2 10bit 記録のHLG(Hybrid Log-Gamma)、より効率的な編集のためのフレーム内エンコーディング(XAVC S-I)や圧縮効率が2倍のXAVC HSにも対応する。

このほか、ユーザーが各専用設定に素早く切り替えられる、静止画/動画/S&Q切り替えダイヤルを新たに搭載。さらに、5.5段光学式5軸手ブレ補正機能に加えて、手ブレ量を高精度に検出し、光学的に補正するという動画専用の「アクティブモード」( アクティブモードでは撮影画角が少し狭くなる。焦点距離200mm以上の場合はスタンダートに設定することを推奨。撮像フレームレートが120(100)fpsになる記録方式ではアクティブモードは無効)にも対応し、手持ち撮影をサポートする。

加えて、最適化した放熱設計によって、「1時間以上の4K/60p 4:2:2 10bit動画記録が可能」とのことだ(ソニー測定条件。25度(常温、録画開始時点のカメラ温度)、自動電源オフ設定「高」、パネル横開き、バッテリー満充電状態。環境や条件によって撮影時間は変わる)。

ボディには、バリアングル式の3型タッチパネル液晶モニター(約103万ドット)を本体背面に装備し、角度調整はオープン角が約176度、チルト角が約270度に対応。約368万ドットで0.5型の電子式ビューファインダー(Quad-VGA OLED)も備えた。

外部記録媒体は、SDメモリーカード(UHS-I/II対応)、CFexpress Type Aカードをサポート。スロット1がSDメモリーカード(UHS-I/II対応)/CFexpress Type Aカード用マルチスロット、スロット2がSDメモリーカード(UHS-I/II対応)用スロットとなる。無線通信はBluetooth 4.1、IEEE802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz帯/5GHz帯)準拠の無線LAN規格に対応した。

バッテリーは「NP-FZ100」を使用し、静止画撮影可能枚数は、ファインダー使用時が約520枚、液晶モニター使用時が約580枚(液晶画面をオン、ズームをW側、T側、それぞれ交互に端点まで移動を繰り返し、2回に1回フラッシュを発光、10回に1回電源をオン/オフにして、30秒ごとに1回撮影した場合)。

本体サイズは131.3(幅)×96.4(高さ)×69.7〜79.8(奥行)mm。重量は約573g(本体のみ)、約658g(バッテリーとメモリカードを含む)。

市場想定価格は、「α7 IV」ボディ(ILCE-7M4)が330,000円前後、「α7 IV」ズームレンズキット(ILCE-7M4K)が350,000円前後。

このほか同社では、フラッシュ「HVL-F60RM2」(66,000円)および「HVL-F46RM」(47,300円)、モニター保護ガラスシート「PCK-LG2」(3,850円)をいずれも12月17日から発売する予定だ。

■関連リンク

ソニー、海外発表のフルサイズミラーレス「α7 IV」などについて「国内発売を検討」

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