2022年08月17日　17:55

ニコン、フラッグシップ機「Z 9」を含む4製品が「EISAアワード」を受賞

ニコンは8月17日、欧州で権威のある写真・映像製品の賞「EISAアワード」において、ミラーレスカメラ1製品、およびレンズ製品3製品の計4製品が受賞したことを発表した。

今回受賞した製品と各賞は、「ニコン Z 9」が「EISA CAMERA OF THE YEAR 2022-2023」、「NIKKOR Z 400mm f/2.8 TC VR S」が「EISA PROFESSIONAL TELEPHOTO LENS 2022-2023」、「NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR S」が「EISA TELEPHOTO LENS 2022-2023」、「NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S」が「EISA MACRO LENS 2022-2023」。

「ニコン Z 9」は、「ニコン Z シリーズ」初のフラッグシップ機となるフルサイズミラーレスカメラ。撮像素子には、有効4571万画素の35.9×23.9mmサイズCMOSセンサー（ニコンFXフォーマット）を採用。本体には、ニコン初となる縦横4軸チルト式の画像モニターを装備する。

「NIKKOR Z 400mm f/2.8 TC VR S」は、フルサイズ（ニコンFXフォーマット）ミラーレスカメラ対応の大口径超望遠単焦点レンズ。「NIKKOR Z レンズ初の超望遠レンズ」をうたうモデルで、NIKKORレンズ史上最高の反射防止効果を持つという、新開発のコーティング「メソアモルファスコート」を採用する。

「NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR S」は、フルサイズ（ニコンFXフォーマット）ミラーレスカメラ対応の超望遠単焦点レンズ。PF（Phase Fresnel：位相フレネル）レンズを「NIKKOR Z レンズ」で初めて採用し、「AF-S NIKKOR 800mm f/5.6E FL ED VR」（2013年5月発売）と比較して、約48%の軽量化、全長約16%の小型化を実現するという。

「NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S」は、フルサイズ（ニコンFXフォーマット）ミラーレスカメラ対応の中望遠マイクロレンズ。NIKKOR Z レンズの「S-Line」が実現するきわめて高い解像性能と、色にじみや色づきを徹底的に抑えた美しいボケを両立するという。