2023年02月08日　13:43

キヤノン、“小型・軽量”フルサイズミラーレスカメラ「EOS R8」を4月下旬発売

キヤノンは、フルサイズミラーレスカメラ「EOS R8」を発表した。ボディ単体に加えて、「EOS R8・RF24-50 IS STM レンズキット」（標準ズームレンズ「RF24-50mm F4.5-6.3 IS STM」付属）をラインアップし、いずれも4月下旬から発売する。

「EOS R8」は、上位機種の「EOS R6 Mark II」（2022年12月発売）の高い基本性能を継承しながら、小型・軽量を実現するというのが特徴。仕様面では、有効最大約2420万画素フルサイズCMOSセンサー、および映像エンジン「DIGIC X」を装備。また、常用で最高ISO102400（静止画撮影時）の高感度撮影をサポートする。

AF機能では、高いAF性能と被写体検出機能を備えた「デュアルピクセルCMOS AF II」を採用。被写体検出時、画面全域となる「横：最大約100％×縦：最大約100％」（※1）での測距が可能だ。また、AF/AE追従で最高約40コマ/秒の高速連写（※2）（電子シャッター撮影時）を利用できる。

動画機能では、クロップなしの6Kオーバーサンプリングによる4K/60p動画撮影や、フルHD/180pハイフレームレート動画撮影（※3）、動画撮影ボタンを押す5秒前または3秒前から動画を記録できる「プレ記録」機能（※4）などに対応した。

このほか主な仕様は、背面に、バリアングル式でタッチ対応の3型液晶モニター（約162万ドット）を装備。電子ビューファインダー（EVF）は、0.39型のOLEDカラー電子ビューファインダー（約236万ドット）を備える。外部記録媒体は、SD/SDHC/SDXCメモリーカード（UHS-II、UHS-I、UHSスピードクラス、SDスピードクラス対応）をサポートする。

対応バッテリーパックは「LP-E17」。撮影可能枚数の目安は、「省電力優先」設定時が約220枚（ファインダー撮影時）/約370枚（モニター撮影時）、「なめらかさ優先」設定時が約150枚（ファインダー撮影時）/約290枚（モニター撮影時）。

本体サイズは132.5（幅）×86.1（高さ）×70（奥行）mm、重量は約414g（本体のみ）/約461g（バッテリー、カードを含む）。

キヤノンオンラインショップでの直販価格は、ボディ単体が264,000円、「EOS R8・RF24-50 IS STM レンズキット」が293,700円。

（※1）測距エリア約90%（横）×約100%（縦）対応のレンズを装着し、全域AF時、および全域AF以外で被写体検出時のみ。シーンや被写体の状態によっては、AFフレームが測距エリアの隅まで移動できないことがある

（※2）連続撮影速度の条件およびサーボAF時に最高連続撮影速度に対応するレンズについては、同社ホームページ「高速連続撮影時に最高速度での撮影が可能なレンズ」まで

（※3）4K/60pは4K UHD（59.94fps/50.00fps）、フルHD/180pはフルHD（179.82fps/150.00fps）。

（※4）ハイフレームレート動画撮影、タイムラプス動画撮影時にはプレ記録ができない。プレ記録をオンにすると発熱しやすくなるため、長時間撮影する場合は、フレームレートを下げるか、フルHDに変更することを推奨している

CANON