2024年11月12日　00:00

ニコン、APS-Cミラーレスカメラ「Z50II」予約販売を本日11月12日10時に開始

「Z50II」

ニコンイメージングジャパンは、APS-Cサイズ/DXフォーマットミラーレスカメラ「Z50II」（12月13日発売予定）の予約販売受付を本日11月12日10時に開始する。

ラインアップは、ボディ単体に加えて、「Z50II 16-50 VR レンズキット」（「NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR」付属）、「Z50II 18-140 VR レンズキット」（「NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR」付属）、「Z50II ダブルズームキット」（「NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR」「NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR」付属）を用意する。

フラッグシップモデル「Z9」（2021年12月発売）と同様の画像処理エンジン「EXPEED 7」を採用したモデル。9種類の被写体検出に対応するほか、被写体の動きや構図の変化に応じてAFモードをカメラが自動で設定する「AF-A」の性能が大幅に向上。「動きが予測しづらいペットや子どもの撮影時も、設定を変更することなく、カメラまかせで被写体にピントを合わせられる」という。

また、「EXPEED 7」の高い画像処理性能とニコン独自のディープラーニング技術の活用によって、撮影モード「AUTO」使用時に被写体やシーンをカメラが解析・認識し、絞りやシャッタースピード、ISO感度などの露出制御値やAF、フラッシュ制御を自動で最適化。「撮影したいタイミングでカメラを構えるだけで、背景のボケが美しい写真や被写体ブレの少ないシャープな写真など、シーンに応じた撮影が可能」とのことだ。

さらに、「ピクチャーコントロールボタン」を「Z シリーズ」で初めて設置したのが特徴。さまざまなカラープリセットに、簡単にアクセスできる。加えて、クリエイターの作った画づくりを試して、自分に合った表現を見つけられる「イメージングレシピ」の利用も可能だ。

動画機能では、画像処理エンジン「EXPEED 7」によって、5.6Kのオーバーサンプリング（4K UHD/30p/25p/24p、撮像範囲：DX時のみ対応）による、高解像な4K UHD動画生成をサポート。明るさのグラデーションを滑らかに表現できるという「N-Log」動画の撮影にも対応した。

また、画面手前の物にピントを合わせる「商品レビューモード」、「REC」を押してから撮影開始までの間隔を「2秒」または「10秒」から選択できる「動画セルフタイマー」機能を「Z シリーズ」として初めて搭載。オンライン会議や動画ライブ配信などに適した、USBストリーミング（UVC/UAC）にも対応する。

このほか、撮像素子は有効2088万画素のCMOSセンサー（APS-Cサイズ/DXフォーマット、23.5×15.7mm）。タッチパネル対応でバリアングル式/3.2型の液晶モニター（約104万ドット）、0.39型の電子ビューファインダー（約236万ドット）も備える。外部記録媒体は、SD/SDHC/SDXCメモリーカードに対応した（SDHC/SDXCメモリーカードはUHS-II規格に対応）。

本体サイズは約127（幅）×96.8（高さ）×66.5（奥行）mm、重量は約550g（バッテリーおよびメモリーカードを含む、ボディーキャップを除く）/約495g（本体のみ）。

直販価格は、ボディ単体が145,200円、「Z50II 16-50 VR レンズキット」が166,100円、「Z50II 18-140 VR レンズキット」が199,100円、「Z50II ダブルズームキット」が198,000円。