富士フイルム、5140万画素センサー搭載の中判ミラーレス「GFX 50S」
富士フイルムは、中判サイズ(43.8×32.9mm)の大型「FUJIFILM Gフォーマット」イメージセンサーを搭載したミラーレスデジタルカメラシステム「GFX」を開発したと発表した。第1弾として、有効5140万画素の「FUJIFILM Gフォーマット」イメージセンサーを搭載した中判ミラーレスデジタルカメラ「FUJIFILM GFX 50S」と、「フジノンGFレンズ」6本を2017年春より順次発売する。
「フジノンGFレンズ」のラインアップは、標準単焦点レンズ「GF63mmF2.8 R WR」(35mm判換算50mm)、広角標準ズームレンズ「GF32-64mmF4 R LM WR」(35mm判換算25-51mm)、中望遠ハーフマクロレンズ「GF120mmF4 Macro R LM OIS WR」(35mm判換算95mm)、大口径中望遠レンズ「GF110mmF2 R LM WR」(35mm判換算87mm)、超広角レンズ「GF23mmF4 R LM WR」(35mm判換算18mm)、広角レンズ「GF45mmF4 R WR」(35mm判換算35mm)を用意する。
同社は2011年より、APS-Cサイズセンサー搭載のデジタルカメラ「Xシリーズ」を発売。「Xシリーズ」は、独自の色再現技術により、35mmフルサイズセンサー搭載機に匹敵する高画質を実現し、昨今では「プロ写真家やハイアマチュアなど、さらなる高解像化による高い質感や立体感、空気感をXシリーズの色で実現したいというニーズが高まっている」という。そこで今回、35mmフルサイズセンサーの約1.7倍の面積のイメージセンサーを搭載した「GFX」システムを提供し、これらのニーズに応える構えだ。
「GFX」は、有効5140万画素の大型「FUJIFILM Gフォーマット」イメージセンサーや新開発「Gマウント」の大口径フジノンレンズ「フジノン GFレンズ」、「Xシリーズ」に搭載した画像処理エンジン「X-Processor Pro」の採用、富士フイルム独自の色再現技術などの組み合わせによって、「富士フイルム史上最高の写真画質を実現する」とのことだ。
さらに、1kg以下という軽量なボディを実現。操作性能を追求した「Xシリーズ」で定評のある操作ボタン・ダイヤル類を踏襲するほか、カメラ本体やレンズに合わせてグリップ形状を徹底的に最適化し、あらゆるシーンで快適に操作できるようにした。加えて、電子ビューファインダー(EVF)は、富士フイルム初という着脱式を採用し、外部モニターを使用した撮影時や、軽量化を図りたい際に取り外せる点も特徴だ。
このほか、EVFを自由な角度に固定し、あらゆるアングルで撮影できるアダプター、縦位置撮影時でも快適に操作できる「縦位置バッテリーグリップ」など、拡張性のあるアクセサリー類も開発。プロ写真家の撮影プロセスに欠かせないPCシューティングや各種RAW現像ソフトなどにも対応する予定だ。
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