2020年10月16日　10:46

富士フイルム、最大6段の手ブレ補正を実現したミラーレス「FUJIFILM X-S10」

富士フイルムは、ミラーレスカメラ「Xシリーズ」の新モデルとして「FUJIFILM X-S10」を発表。ラインアップとして、ボディ単体、「XC15-45mm F3.5-5.6 OIS PZ」が付属したレンズキット、「XC15-45mm F3.5-5.6 OIS PZ」と「XC50-230mm F4.5-6.7 OIS II」が付属したダブルズームレンズキット、「XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS」が付属したレンズキットを用意し、11月19日より発売する。

465gの小型軽量ボディながら、5軸・最大6.0段の手ブレ補正機能を備えたのが特徴。フラッグシップモデル「FUJIFILM X-T4」で採用している、裏面照射型2610万画素「X-Trans CMOS 4」センサー（APS-Cサイズ）と高速画像処理エンジン「X-Processor 4」を搭載し、最短約0.02秒の高速・高精度AFを可能にしている。

また、ホールド性にすぐれた大型グリップや、「バリアングル構造」を採用した背面の液晶モニターなどを搭載し、すぐれた操作性を実現。撮影シーンに応じて最適な設定を自動で選択する「AUTO/SP（シーンポジション）」モードを進化させており、美しい写真を簡単に撮影できるという。

AFは、高性能な動体追従AFを搭載しており、カメラに向かってくる被写体にくわえ、カメラから離れていく被写体も正確にとらえ続けることが可能だ。すぐれた顔・瞳AF機能により、快適なポートレート撮影が行える。

連写撮影では、メカニカルシャッター設定時で8コマ/秒を、電子シャッター設定時で30コマ/秒（ブラックアウトフリー高速連写）を実現している。

ファインダーには、0.39型有機ELファインダー（約236万ドット、視野率約100％）を採用。背面モニターには、3.0型バリアングル液晶（約104万ドット）を搭載する。

動画撮影では、色調豊かで滑らかな4K/30P動画やフルHD/240Pのハイスピード動画に対応する。

記録メディアは、SD/SDHC/SDXCメモリーカード（最大2TB、UHS-Ⅰ対応）を採用する。

バッテリー寿命は、静止画で約325枚（ノーマルモード時、XF35mmF1.4 R使用時）、4K動画（実撮影）で約40分（29.97p時、顔検出OFF時）。

このほか、本体サイズは126.0（幅）×85.1（高さ）×65.4（奥行）mm。重量は約465g（バッテリー､メモリーカード含む）/約415g（本体のみ）。

価格はいずれもオープン。

富士フイルム