2021年09月14日　12:27

リコー、約40mm相当レンズ搭載のハイエンドコンデジ「RICOH GR IIIx」発売日決定

リコーイメージングは、10月上旬発売としていた「RICOH GR IIIx」の発売日を決定。10月1日より発売する。また、これに先だって、「RICOH GR IIIx」および対応アクセサリーの予約受付を9月14日から開始した。

「RICOH GR IIIx」は、新開発の「GR LENS 26.1mm F2.8」を搭載したハイエンドコンパクトデジタルカメラ。35mm判換算で約40mm相当の標準画角が得られ、「パースペクティブが少なく、自然な遠近感の新たな視野でのスナップ撮影に対応する」と同社では説明する。

さらに、ローパスフィルターレス仕様で有効約2424万画素のAPS-CサイズCMOSイメージセンサー、および最新の画像処理エンジン「GR ENGINE 6」を装備。多階調な画像が得られる14bit RAW記録にも対応する。センサーからの画像情報を最適化する独自のアクセラレーターユニットを装備し、最高ISO感度102400のすぐれた高感度性能を実現するという、

また、非球面レンズ2枚を最適配置した5群7枚の新開発の光学系は、ディストーションや色収差を「極限に近いレベル」まで抑制するとともに、逆光撮影時のゴーストやフレアの発生を低減。減光量で絞り2段分に相当するNDフィルターを内蔵した、多段絞りユニットも備えた。

AF機能では、コントラストAFと像面位相差AFによるハイブリッド方式を採用。手ぶれ補正機能では、カメラ本体に内蔵した独自の「SR（Shake Reduction）」によって、撮影時の手ぶれを効果的に補正。角度（ヨー、ピッチ）ぶれと回転ぶれの3軸に対して、4段の高い補正効果を実現するという。

このほか、内蔵メモリーが約2GB。外部記録媒体はSD/SDHC/SDXC/メモリーカード（SDHC/SDXCはUHS-I規格に対応）をサポート。USB Type-C端子も採用する。動画撮影は、最大1920×1080/60pのフルHD記録に対応。背面モニターは、タッチパネル対応の3型液晶（約103.7万ドット）。IEEE802.11b/g/n準拠の無線LAN規格、Bluetooth 4.2 BLEもサポートする。

バッテリーは「DB-110」を使用し、撮影可能枚数は約200枚。本体サイズは109.4（幅）×61.9（高さ）×35.2（奥行）mm（操作部材、突起部を除く）。重量は約262g（バッテリー、SDメモリーカード含む）、約232g（本体のみ）。

直販価格は129,800円。