2010年07月30日　15:44

パナソニック、フルHDに対応した24倍ズームモデル

パナソニックは、デジタルカメラの新モデル「LUMIX DMC-FZ100」を8月20日より発売する。

独自の「νMaicovicon（ニューマイコビコン）」技術を用いた新開発1410万画素MOSセンサーを搭載した光学24倍ズームモデル。高速読み出しが可能なMOSセンサーの特性により、フルHD動画撮影や、メカシャッターで最高11コマ/秒の高速連写、5コマ/秒のAF追従連写を実現。また、電子シャッターでは、最高60コマ/秒の連写が可能になったほか、新たに220fpsで撮影できるハイスピード動画機能を搭載し、肉眼ではとらえられない速い動きを撮影することが可能だ。

液晶モニターは、46万画素の3.0型を搭載。FZシリーズとしては初めてフリーアングル液晶に対応し、上下270度/左右180度可動させることができる。レンズには、広角25～600mm（35mm判換算時）の光学24倍ズーム「LEICA DC VARIO-ELMARIT（バリオ・エルマリート）」を搭載。非球面レンズ3面2枚を含む10群14枚のレンズ構成により、高倍率ズームで起こりやすいズーミングに伴う色収差増大を抑え、広がり感、奥行き感のある高画質な写真を撮影できる。さらに、輪郭部に最適な画像処理を行う「超解像技術」を用いた「iAズーム」機能では、画質の劣化を抑えながら32倍（最大799mm）ズームを実現した。

このほか、20.2万画素相当の0.2型カラー液晶ビューファインダーや、内蔵ポップアップ方式のフラッシュを搭載。記録メディアは、約40MBの内蔵メモリー、SD/SDHC/SDXCメモリーカードに対応。バッテリー駆動は、静止画撮影可能枚数が約410枚、連続撮影可能時間が約110分（AVCHD FSHモード）、実撮影可能時間が約70分（AVCHD FSHモード）となる。本体サイズは、124.3（幅）×81.2（高さ）×95.2（奥行）mmで重量約540g（バッテリー、メモリーカード含む）。

価格はオープン。