2025年04月25日　12:09

キヤノン、2230万画素の1.4型センサーを搭載した「PowerShot V1」本日4/25発売

キヤノンは、コンパクトデジタルカメラ「PowerShot V」シリーズのフラッグシップモデル「PowerShot V1」を本日4月25日より発売する。

「PowerShot V1」

1型センサーと比較して面積が約2倍となる、有効約2230万画素の1.4型CMOSセンサーを搭載したのが特徴。映像エンジン「DIGIC X」の組み合わせにより、常用ISO感度最高32000（静止画撮影時）の高画質・高感度を実現している。

「PowerShot V1」

また、同社独自のAFシステム「デュアルピクセルCMOS AF II for PowerShot」を採用し、高速・高精度なAFを実現。「瞳検出」機能を搭載しており、人物に加え、動きが予測しづらい動物の瞳検出にも対応し、撮影時のピント合わせが容易に行えるという。

幅広いシーンでの撮影に好適なコンパクトボディー

さらに、35mm判換算で、焦点距離約16mmから50mm相当のズーム域をカバーし、複数人での自撮り、スナップ撮影、Vlogなど幅広いシーンでの撮影に対応する。

冷却ファン搭載により長時間記録が可能

動画撮影では、カメラ内部に冷却ファンを搭載することで、熱を効率的に放出し、動画撮影時において温度上昇による撮影時間への影響を低減しながら、撮影することが可能。4Kクロップ/60Pの動画撮影の実現に加え、「Canon Log 3」に対応し、10bitの豊かな階調と色彩の再現性にすぐれた撮影が可能。撮影モードでは、商品レビューに適した「レビュー用動画」や、手持ち撮影に効果的な「手ブレ補正動画」などを搭載する。

スマートフォンとの接続にも対応

静止画撮影では、電子シャッター時に最高約30コマ/秒の連続撮影を実現。カメラが自動でシーンを認識し、夜景や逆光などの撮影が難しいシーンをサポートする「アドバンスA+」モードや、ジオラマ風やトイカメラ風など印象的な撮影ができる「クリエイティブフィルター」など、豊かな写真表現を実現する機能を多数搭載する。

背面モニターは3型タッチ液晶（約104万ドット）を搭載。記録メディアは、SD/SDHC/SDXCメモリーカード（UHS-I、UHS-II対応）を採用。無線通信は、Wi-Fi 4準拠の無線LANとBluetooth 4.2 Low Energyに対応しており、スマートフォンとの接続も可能だ。

インターフェイスとして、USB Type-C（USB 2.0）×1、HDMI×1、外部マイク入力（3.5mmステレオミニ）×1、ヘッドホン×1（3.5mmステレオミニ）を装備する。

このほか、本体サイズは118.3（幅）×68（高さ）×52.5（奥行）mm。重量は約426g（バッテリーおよびメモリーカード含む）/約379g（本体のみ）。ウィンドスクリーンなどが付属する。

直販価格は148,500円。