2011年08月24日　17:07

ニコン、高倍率モデルなどコンデジ新モデル4機種

ニコンは、コンパクトデジタルカメラの新モデルとして、「COOLPIX S6200」「COOLPIX S8200」「COOLPIX S100」「COOLPIX S1200pj」の4機種を発表。「COOLPIX S100」を9月8日に、そのほかの3機種を9月22日より発売する。

■光学10倍ズーム「COOLPIX S6200」

「COOLPIX S6200」は、広角25mm相当（35mm判換算）からの光学10倍ズームを搭載しながらも、コンパクトサイズを実現したモデル。撮像素子には、1600万画素のCCDセンサーを塔載。画像処理エンジンには、高感度対応の「EXPEED C2」を採用している。「高感度低ノイズ」「モーション検知」「レンズシフト方式手ブレ補正（VR）機能」「フラッシュ制御」の4つの機能による「夜撮りキレイテクノロジー」も搭載。

背面モニターは、2.7型液晶（約23万ドット）を塔載。動画撮影は、1280×720ドットのハイビジョンに対応。本体サイズは、93.0（幅）×56.7（高さ）×25.4（奥行）mmで、重量約160g（バッテリー、SDメモリーカード含む）。ボディカラーは、ブリリアントレッド、ナチュラルホワイト、オーシャンブルー、チェリーピンク、プラチナシルバーの5色を用意。価格はオープン。

■光学14倍ズーム「COOLPIX S8200」

「COOLPIX S8200」は、光学10倍ズームを搭載した前機種「COOLPIX S8100」とほぼ同等のサイズに、広角25mm相当（35mm判換算）からの光学14倍ズームを搭載したモデル。撮像素子には、1610万画素の裏面照射型CMOSセンサーを塔載。起動時間約0.95秒、AF合焦時間約0.29秒、撮影タイムラグ約0.35秒の高速レスポンスを実現している。また、最大画像サイズ1600万画素で約6コマ/秒、最大5コマ（「連写」設定時）の連写が可能。約1/125秒以上の高速シャッタースピードで60コマの高速連写（「高速連写120fps」設定時）、シャッターボタンを全押しする直前の5コマを自動記録する「先取り撮影」なども備えている。

背面モニターは、3型液晶（約92万ドット）を塔載。動画撮影は、1920×1080ドットのフルハイビジョンに対応。本体サイズは、103.7（幅）×59.3（高さ）×32.7（奥行）mmで、重量約213g（バッテリー、SDメモリーカード含む）。ボディカラーは、ノーブルブラック、ナチュラルホワイト、ブリリアントレッド、プラチナシルバーの4色を用意。価格はオープン。

■スリムボディの光学5倍ズーム「COOLPIX S100」

「COOLPIX S100」は、薄型屈曲ズームレンズを採用した広角28mm相当（35mm判換算）からの光学5倍ズームを塔載し、厚さ約18.1mmのスリムボディを実現したモデル。撮像素子には、1600万画素の裏面照射型CMOSセンサーを塔載。3D撮影機能を備える。

背面モニターは、タッチパネルに対応した3.5型ワイド有機EL（約82万ドット）を塔載。動画撮影は、1920×1080ドットのフルハイビジョンに対応。本体サイズは、99.0（幅）×65.2（高さ）×18.1（奥行）mmで、重量約138g（バッテリー、SDメモリーカード含む）。ボディカラーは、シャイニーゴールド、プラチナシルバー、ローズピンクの3色を用意。価格はオープン。

■プロジェクター内蔵の「COOLPIX S1200pj」

「COOLPIX S1200pj」は、最大投影サイズ60型のDLPプロジェクターを内蔵したモデル。プロジェクターの明るさを前機種「COOLPIX S1100pj」の14ルーメンから20ルーメンに約40%向上し、最長投映距離3m10cmを実現している。プロジェクター機能は、従来の単色から3原色のRGB LED仕様に変更したほか、sRGB比約100%以上、コントラスト比が200:1以上となり、画質が向上している。また、専用ケーブルを使用することで、iPhoneやiPad、iPodを接続することが可能。保存してある静止画や動画の投映に対応している。

撮像素子は、1410万画素のCCDセンサーを塔載。レンズは、広角28mm相当（35mm判換算）からの光学5倍ズームを採用。背面モニターは、3型液晶（約46万ドット）を塔載。動画撮影は、1280×720ドットのハイビジョンに対応。本体サイズは、107.0（幅）×63.4（高さ）×22.6（奥行）mmで、重量約186g（バッテリー、SDメモリーカード含む）。ボディカラーは、ブラックとピンクの2色。価格はオープン。

ニコン