2013年01月29日　16:15

パナソニック、NFC搭載のタフネスコンデジ「LUMIX FT5」など2機種

パナソニックは、デジタルカメラ「LUMIX」の新モデルとして、タフネスボディを採用した「LUMIX DMC-FT5」と「LUMIX DMC-FT25」を発表。「LUMIX DMC-FT5」を2月22日より、「LUMIX DMC-FT25」を2月14日より発売する。

■Wi-Fi機能やNFC機能を備えたタフネスコンデジ「LUMIX DMC-FT5」

防水、防塵、耐衝撃性能を高めた無線通信機能搭載のコンパクトデジタルカメラ。「IPX8」相当の防水性能と「IP6X」相当の防塵性能に加え、2.0mの高さからの合板上への単体落下試験をクリアする「MIL-STD810F Method 516.5-Shock」準拠の耐衝撃性能を備えた。マリンスポーツやスキー、スノーボート、雨の日のキャンプや山登りなど、幅広いシーンで撮影が可能だ。また、水深13mまでの水中撮影に対応。本体はビーチで砂がついても、そのまま丸洗いすることができる。

GPS機能や無線通信機能を高めているのも特徴だ。GPS機能に加え、「GLONASS」でも撮影位置を測位することができ、方位計や気圧/高度計で撮影環境を記録することが可能だ。また、Wi-Fi機能も内蔵。専用アプリの「Panasonic Image App」（iOS/Android用）をインストールすれば、Wi-Fi機能を使ってスマートフォンやタブレット端末との連係が行える。SDメモリーカードをカメラ本体から取り出さなくても、専用アプリを使ってスマートフォンやタブレット端末、SNSサイトに撮影した写真や動画を転送することができる。近距離無線通信技術のNFC（Near Field Communication）機能を搭載しており、スマホなどにタッチするだけでワイヤレス接続することが可能だ。

画質面では、撮像素子に有効画素数1610万画素のMOSセンサー（1/2.33型、原色フィルター）を、画像処理エンジンに新開発の「ヴィーナスエンジン」を搭載。レンズシフト式（光学式）手ぶれ補正機能も備え、手軽に高画質な写真を撮影できるほか、動画撮影機能もAVCHD Progressiveに対応した。さらに、連写撮影は約10コマ/秒、5コマ・2コマ/秒のAF追従連写に対応。高速連写モードでは60コマ/秒、40コマ/秒（電子シャッター時）の連写性能を実現している。搭載レンズの焦点距離は、35mm判換算で25mm～100mmの光学4.6倍ズームとなる。ズーム機能では、超解像iAズームが9.2倍、EX光学ズーム（EZ）が最大10.5倍に対応する。

このほか、液晶モニターは46万ドットの3.0型液晶を搭載。記録メディアは、内蔵メモリー（約10MB）と、SD/SDHC/SDXCメモリーカードに対応。バッテリー寿命は約370枚。本体サイズは109.2（幅）×67.4（高さ）×28.9（奥行）mm、重量は約214g（バッテリー、メモリーカード含む）。ボディカラーは、オレンジとシルバーの2色を用意する。

価格はオープン。

■水中色補正機能も備えたタフネスコンデジ「LUMIX DMC-FT25」

防水・防塵・耐衝撃性能を高めたコンパクトデジタルカメラ。「IPX8」相当の防水性能を備えており、海やプールなど水深7mで60分までの撮影が可能という。防塵性能は「IP6X」相当に対応。ビーチで砂がついても、そのまま丸洗いをすることが可能だ。

また、水中の生き物などをアップでとらえるマクロ撮影に対応しており、水中モードに設定すると水中で被写体を自動判別してマクロモードに切り換わる。新たに水中色補正機能の「アドバンス水中モード」を搭載し、水中でも青かぶりの少ない、見た目の色合いに近い色合いで再現することが可能だ。-10度の耐低温性能を備え、スキー場でのウインタースポーツでも使用できるようになっている。

画質面では、撮像素子に有効画素数1610万画素のCCDセンサー（1/2.33型、原色フィルター）を搭載。搭載レンズの焦点距離は、35mm判換算で25mm～100mmの光学4倍ズームとなる。ズーム機能では、超解像iAズームが8.0倍、EX光学ズーム（EZ）が最大9.0倍に対応する。

このほか、液晶モニターは23万ドットの2.7型液晶を搭載。記録メディアは、内蔵メモリー（約70MB）と、SD/SDHC/SDXCメモリーカードに対応。バッテリー寿命は約250枚。本体サイズは103.7（幅）×58.3（高さ）×19.7（奥行）mm、重量は約144g（バッテリー、メモリーカード含む）。ボディカラーは、ホワイト、レッド、ブルーの3色を用意する。

価格はオープン。

パナソニック