2013年08月06日　13:05

ニコン、バリアングル液晶搭載の光学12倍ズームデジカメ「COOLPIX S6600」

ニコンイメージングジャパンは、コンパクトデジタルカメラ「COOLPIX S」シリーズの新モデル「S6600」を発表。8月29日より発売する。

「COOLPIX S」シリーズとして初めてバリアングル液晶モニターを採用した高倍率ズームデジカメ。横開き方式の2.7型バリアングル液晶モニターを搭載し、自分撮りをはじめ、ローアングルからハイアングルまで多彩なアングルで撮影できる。また、新機能として、手のひらでカメラをリモートコントロールできる「ジェスチャー操作」を搭載。液晶モニターを自分に向けた状態で、画面四隅に表示されるアイコンに向かって手を動かすと、静止画、動画の撮影やズーム操作ができる。「ジェスチャー操作」の使用推奨距離は2m以内。

性能面では、35mm判換算で25～300mmをカバーする光学12倍ズームのNIKKORレンズを搭載。手ブレ補正には、レンズシフト方式手ぶれ補正（VR）機能を装備する。レンズ前約2cmまでのマクロ撮影も可能。撮像素子には有効1602万画素の裏面照射型CMOSセンサーを採用する。感度設定はISO 125～1600。オート撮影モード時には、ISO 3200、Hi 1（ISO 6400相当）が設定できる。動画はステレオ音声付きのフルハイビジョン撮影が可能だ。

また、撮影した写真をスマートフォンやタブレット端末に転送できるWi-Fi（IEEE 802.11b/g/n）を内蔵。スマートフォンからのリモート撮影もサポートする。機能面では、人間だけでなく、犬や猫などのペットの赤目を自然に補正できる赤目補正機能を新たに搭載。撮影前に効果を設定する「クイックエフェクト」には、画面の左半面を反転させ左右対称の画像にする「ミラー効果」が追加された。

このほか、背面モニターは2.7型液晶（約46万ドット）を搭載。記録メディアは、内蔵メモリー（約25MB）を備えるほか、SD/SDHC/SDXCメモリーカードに対応。バッテリー寿命は約150枚（EN-EL19使用時）。本体サイズは96.9（幅）×57.1（高さ）×27.2（奥行）mm。重量は約165g（バッテリー、SDメモリーカードを含む）。ボディカラーは、ナチュラルホワイト、スマートブラック、ラズベリーレッド、シルキーピンクの4色を用意する。

価格はオープン。

ニコン