2014年09月16日　18:38

パナソニック、1型センサーで世界最薄の4K対応デジカメ「LUMIX CM1」

パナソニックは、世界最薄（1.0型センサー搭載デジタルカメラとして、2014年9月16日現在、同社調べ）でポケットサイズのデジタルカメラ「LUMIX CM1」を開発したと発表。9月16日にドイツ・ケルンで開催される世界最大のカメラ展示会「Photokina 2014」に参考出展する。

大型1.0型高感度MOSセンサーや、新開発の「28mm F2.8 LEICA DC ELMARIT（エルマリート）レンズ」を搭載したデジタルカメラ。同社が長年培った光学技術や小型化・制御技術、センサー・レンズの最適設計などによって、一眼レフ並みの高画質を世界最薄のポケットサイズで実現する点が特徴だ。

また、マニュアル撮影機能を充実させると同時に、絞りやシャッタースピード、クリエイティブコントロールなどを設定できるコントロールリングを装備。これにより、一眼レンズを操作するような感覚で撮影が楽しめるという。

動画機能は、フルHD4倍の解像度を持つ4K動画撮影（3840×2160ドット、15P）やフルHD動画撮影（1920×1080ドット、30P）が可能。さらに「4K プリ連写」を搭載し、シャッターを押した瞬間と、その前後で約45枚を記録し、その中から1枚の決定的瞬間を切り出せる。加えて、4K動画から写真を切り出しできるアプリ「4K Photo切り出し」も搭載した。

このほか、OSにAndroid 4.4をプリインストールし、SIMロックフリー仕様となっている点も特徴。通信はLTE/WCDMA/GSMをサポートする。撮像素子には、1.0型の2010万画素MOSセンサーを搭載。背面モニターはタッチパネル対応で4.7型（622万ドット）。内蔵メモリーは16GBで、外部記録媒体はmicroSDXCカード（128GBまで）をサポート。本体サイズは135.4（幅）×68（高さ）×15.2～21.1（奥行）mm、重量は約204g（バッテリー、UIMカード、メモリーカード含む）。

パナソニック