2018年09月25日　15:15

リコーがハイエンドコンデジ「RICOH GR III」開発発表、2019年春発売へ

リコーおよびリコーイメージングは9月25日、高画質とスナップシューティングに適した小型軽量ボディが特徴のハイエンドコンパクトデジタルカメラ「GR」シリーズより、「RICOH GR III」を開発していることを発表した。

発売時期は2019年春となる予定。なお、9月26日から9月29日まで、ドイツ・ケルンにて開催される世界最大規模の写真・イメージングの総合見本市「フォトキナ2018」に参考出品するという。

「RICOH GR III」は、変わらぬ基本コンセプトをベースとして、新開発のレンズをはじめ、イメージセンサーや画像処理エンジンなど、主要デバイスをすべて一新し、さらなる高画質を追求したというモデル。さらに、各種機能やユーザーインターフェイスの強化、刷新を図るとのことだ。

現時点で明らかになっている主な仕様は、撮像素子が23.5mm×15.6mmで有効約2424万画素。感度（標準出力感度）はISO100～未確定。手ぶれ補正は、撮像素子シフト方式「Shake Reduction」（3軸補正）を採用。レンズ構成は4群6枚（非球面レンズ2枚）で、焦点距離が18.3mm（35mm判換算で約28mm相当）、F値がF2.8～F16。記録媒体は内蔵メモリーが約2GBで、外部記録はSD/SDHC/SDXC/メモリーカードをサポートする。

モニターは、静電容量方式のタッチパネルを装備した、3.0型液晶（約103.7万ドット）。インターフェイスはUSB Type-Cを備える。動画撮影は、フルHD記録（1920×1080、60p/30p/24p）に対応した。電源は専用充電式バッテリーを使用し、電池寿命は未確定。

本体サイズは109.4（幅）×61.9（高さ）33.2（奥行）mm（操作部材、突起部を除く）、重量は約257g（バッテリー、SDメモリーカード含む）、約227g（本体のみ）。

価格は未定。

リコー