2020年05月27日　10:48

ソニー、Vlog撮影向けデジカメ「VLOGCAM ZV-1」を税別約91,000円で発売

ソニーは、Vlogコンテンツの撮影に特化したデジタルカメラ「VLOGCAM ZV-1」を発表。6月2日10時より予約受付を開始し、6月19日から発売する。

「ビデオブログ」を意味する「Vlog（ブイログ）」の撮影において、被写体を引き立たせるため、直感的な操作を実現する機能を備えたモデル。

具体的には、自撮り時の背景を「ぼけ」または「くっきり」に切り替えられる「背景ボケ切り換え機能」、ボタンひとつで顔と商品の間のスムーズなフォーカスの移動が可能になる「商品レビュー用設定」などを、ボタンひとつで操作できる。

仕様面では、有効約2010万画素のメモリー一体1型積層型CMOSイメージセンサーExmor RSを装備。レンズは、大口径のズームレンズ「ZEISS Vario-Sonnar T* 24-70mm F1.8-2.8」を採用した。さらに、最新世代のBIONZ XとフロントエンドLSIの画像処理システムにより、高解像感と低ノイズを両立させた高い画質を実現。加えて、強化したアクティブモード（手ブレ補正）により、歩きながらでの撮影時もブレを最小化できるという。

また、動画撮影に最適化したAF性能を採用し、高速かつ高精度に、自撮り撮影時の顔や商品など、動く被写体をとらえ続ける点も特徴。「α」シリーズにも搭載されている、AIを活用したリアルタイム瞳AF（動画撮影時のリアルタイム瞳AFは、動物には非対応）とリアルタイムトラッキングにより、シーンが移り変わりやすいVlog撮影においても、フォーカスが被写体の状況に応じて、顔や瞳をシームレスにとらえ追従し続ける。

このほか、背面モニターは、タッチパネル式で3型のバリアングル液晶（92万1600ドット）を装備。自撮り時に握りやすいグリップも採用した。動画撮影は、最大3840×2160/30pの4K動画記録に対応。フルHD（1920×1080）でのスーパースローモーション撮影にも対応する（スーパースローモーションでは音声記録はできない。Class10以上のSDHC/SDXCカードが必要）。

本体サイズは105.5（幅）×60（高さ）×43.5（奥行）mm。重量は約294g（バッテリー「NP-BX1」、メモリーカードを含む）、約267g（本体のみ）。ウインドスクリーン、ウインドスクリーンアダプターなどが付属する。

このほか同社は、「VLOGCAM ZV-1」本体に加えて、ワイヤレスリモートコマンダー機能付きシューティンググリップ「GP-VPT2BT」、リチャージャブルバッテリーパック（「NP-BX1」×2個。※本体同梱分×1個を含む）をセットにした「シューティンググリップキット VLOGCAM ZV-1G」も発売する。

市場想定価格は、「VLOGCAM ZV-1」が91,000円前後、「シューティンググリップキット VLOGCAM ZV-1G」が104,000円前後（いずれも税別）。

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