2021年06月09日　15:30

OMデジタル、高倍率ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO」

OMデジタルソリューションズは、マイクロフォーサーズシステム規格に準拠した高倍率ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO」を発表。6月25日より発売する。

超広角16mm相当から標準50mm相当まで（いずれも35mm判換算）をカバーしながら、「ズーム全域で卓越した描写性能を実現する」というモデル。超広角16mm相当からのズームレンズとして最大（2021年6月9日現在。広角端の焦点距離が16mm相当［35mm判換算］のズームレンズにおいて）という3.1倍のズーム倍率を実現する。最大撮影倍率0.42倍（35mm判換算）の近接撮影にも対応した。

仕様面では、光学性能にこだわり、10群16枚のレンズ構成に、スーパーEDレンズやEDレンズ、EDAレンズなどの特殊レンズを使用。また、大型のDSAレンズを採用し、サジタルコマ収差を大幅に低減するという。さらに、ZEROコーティングとレンズ形状の最適化により、逆光撮影時のゴーストやフレアの発生を大幅に抑制し、シャープで高精細な描写を実現するとのことだ。

このほか、IPX1相当のすぐれた防滴性能、防塵性能と、マイナス10度の耐低温性能を装備。最前面のレンズにはフッ素コーティングを施し、汚れがついた場合でもブロアーや布で除去しやすくなっているという。

主な仕様は、レンズ構成が10群16枚（DSAレンズ1枚、EDAレンズ2枚、スーパーEDレンズ1枚、EDレンズ1枚、スーパーHRレンズ1枚、HRレンズ2枚、HDレンズ1枚）。最短撮影距離が0.23m（ズーム全域）。絞り羽枚数が7枚（円形絞り）、最大口径比がF4.0、最小口径比がF22、フィルター径が72mm。

本体サイズは77（最大径）×88.5（全長）mm、重量は411g（レンズキャップ、レンズリアキャップ、レンズフードを除く）。レンズキャップ「LC-72C」、レンズリアキャップ「LR-2」、レンズフード「LH-76E」、ラッピングクロス「CS-53」などが付属する。

価格は176,000円。