2021年07月08日　12:00

パナソニック、ズーム全域で開放F1.7を実現した望遠ズームレンズ「H-X2550」

パナソニックは、マイクロフォーサーズシステム規格に準拠した交換レンズ「H-X2550（LEICA DG VARIO-SUMMILUX 25-50 mm/F1.7 ASPH.）」を発表。8月26日より発売する。

50～100mm（35mm判換算）の望遠ズームレンズで、ライカの厳しい光学基準をクリアし、標準から望遠のズーム全域でF1.7「SUMMILUX（ズミルックス）」の明るさを実現したモデル。

静止画・動画撮影ともに、同製品1本で、標準から望遠領域まで幅広い撮影が可能。加えて、それぞれの焦点距離で大口径単焦点レンズに迫るすぐれた描写性能、美しいボケ表現により、ポートレートズームレンズとして楽しめるという。

また、印象的なマクロ表現を可能にするため、最短撮影距離を0.28m、最大撮影倍率も0.42倍（35 mm判換算）の近接撮影も実現した。

さらに、フォーカスにリニアモーターを採用することで、高速・高精度なAF制御のほか、動画撮影に配慮した静音性も実現したとのこと。高品位な映像制作に向け、ズーム全域でブリージングを抑制し、絞りをマイクロステップで制御することにより、スムーズな露出変化を可能にした。

本体は小型・軽量仕様に加えて、耐候性も兼ね備えた。このほか、なめらかな絞り値の変化を可能にするクリックレス仕様の「絞りリング」や、AF/MFの切り替えを瞬時に行え、MF時は精密なピント合わせを可能にする距離目盛りを記載した「フォーカスクラッチ機構」を搭載した。

主な仕様は、レンズ構成が11群16枚（非球面レンズ1枚、EDレンズ3枚、UHRレンズ1枚）、画角がW端47度（f=25mm）～T端24度（f=50mm）、焦点距離が25～50mm（35mm判換算：50～100mm）、開放絞りがF1.7、最小絞り値がF16、絞り形式が9枚羽根（円形虹彩絞り）、撮影可能範囲がW端0.28m～∞/T端0.31m～∞（撮像面から）、最大撮影倍率が0.21倍（35mm判換算：0.42倍）、フィルター径が77mm。

本体サイズは87.6（最大径）×約127.6（長さ）mm（レンズ先端より、レンズマウント基準面まで）、重量は約654g（レンズフード、レンズキャップ、レンズリアキャップを含まず）。

価格は242,000円。

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