2022年02月24日　10:45

キヤノン、“小型・軽量化を実現した”プロ・ハイアマ向け大口径超望遠RFレンズ2機種

キヤノンは、「EOS Rシステム」の交換レンズ「RFレンズ」の新モデルとして、プロフォトグラファーやハイアマチュアユーザー向けの大口径超望遠レンズ2機種を発表。本体重量が約3140gの「RF800mm F5.6 L IS USM」、約3340gの「RF1200mm F8 L IS USM」をラインアップし、5月下旬に発売する。

いずれも、大口径超望遠レンズとして「大幅な小型・軽量化を実現した」とのこと。「RF400mm F2.8 L IS USM」および「RF600mm F4 L IS USM」の光学系を受け継ぎ、本体後部に独自の拡大光学系を配置することで、小型・軽量化と高画質を両立したという。

また、太陽光に含まれる赤外線の反射率を高めた遮熱塗料を採用し、炎天下における屋外スポーツなどの長時間撮影でも、レンズの温度上昇を抑制。加えて、マウント部、スイッチ部、フォーカスリングなどに防塵・防滴に配慮した構造を採用した。

このほか、焦点距離を伸長する「エクステンダー RF1.4×」「エクステンダー RF2×」（いずれも別売り）の装着も可能。エクステンダー装着時もAFや手ブレ補正機能が使用できる。

共通の仕様として、レンズ構成が18群26枚、絞り羽根枚数が9枚、最小絞りが64、フィルター径が差し込み52mm。

「RF800mm F5.6 L IS USM」の主な仕様は、画角が水平02度35分/垂直01度40分/対角線03度05分、最短撮影距離が2.6m、最大撮影倍率が0.34倍。本体サイズは約163（最大径）×432（長さ）mm、重量は約3140g。

「RF1200mm F8 L IS USM」の主な仕様は、画角が水平01度45分/垂直01度10分/対角線02度05分、最短撮影距離が4.3m、最大撮影倍率が0.29倍。本体サイズは約168（最大径）×537（長さ）mm、重量は約3340g。

価格はいずれもオープン。

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