2022年06月29日　13:31

ニコン、小型・軽量の超望遠単焦点レンズ「NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR S」

ニコンイメージングジャパンは、「ニコン Z マウント」を採用したフルサイズ/FXフォーマットミラーレスカメラ対応の超望遠単焦点レンズ「NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR S」を発表。7月15日より発売する。

高い解像力と小型・軽量を両立した焦点距離400mmの超望遠レンズ。重量は約1160g（三脚座なし）、全長約234.5mmを実現しており、手持ち撮影が容易になったことで、野鳥をはじめとした野生動物やスポーツなどの長時間の撮影でも負担が少なく、身軽に動くことができるという。

また、テレコンバーター「Z TELECONVERTER TC-1.4x」（2020年8月発売）を装着することで焦点距離を560mmまで、「Z TELECONVERTER TC-2.0x」（2020年8月発売）装着で800mmまで拡大することが可能。遠くの被写体を引き寄せるダイナミックな描写に対応できる。

画質面では、光学性能を追求する「S-Line」に属し、EDレンズ1枚、スーパーEDレンズ2枚、SRレンズ1枚を効果的に配置することで、小型・軽量および色収差を抑えた高い光学性能を実現。「ナノクリスタルコート」の採用により、ゴーストやフレアを抑制したクリアな描写が可能。遠くにいる被写体を克明にとらえられる。

さらに、開放F値4.5で、被写体を際立たせた立体感のある描写を実現。NIKKOR Z レンズで最も高い5.5段の高い手ブレ補正効果を発揮するレンズシフト方式VR機構と「STM（ステッピングモーター）」による高速・精緻なAF制御で、スポーツ撮影など動き回る被写体をしっかりととらえる。

主な仕様は、焦点距離が400mm、最大口径比が1：4.5、レンズ構成が13群19枚、画角が6度10分（フルサイズ/FXフォーマット）/4度（APS-Cサイズ/DXフォーマット）、最短撮影距離が2.5m、最大撮影倍率が0.16倍、絞り羽根枚数が9枚（円形絞り）、最大絞りがf/4.5、最小絞りがf/32。

このほか、本体サイズは104（最大径）×234.5（全長）mm。重量は約1245g（三脚座を含む）/約1160g（三脚座なし）。

価格は500,500円。

■関連リンク（価格.comマガジン）

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