2022年10月21日　13:51

リコー、防塵・防滴構造のマクロレンズ「HD PENTAX‐D FA MACRO 100mmF2.8ED AW｣

リコーイメージングは、一眼レフカメラ用マクロレンズ「HD PENTAX‐D FA MACRO 100mmF2.8ED AW｣を発表。全世界300本限定の「シルバー」を10月28日より、オリジナルカラーの「ブラック」を11月18日より発売する。

なお、限定品の「シルバー」は、国内ではリコーイメージングストアをはじめ公式ECショップ、PENTAXクラブハウスのみでの販売となる。

また、「ブラック」の「0000001」「0000100」、「シルバー」の「1000001」「1000100」の計4本のシリアルナンバーが入った製品に関しては、リコーイメージングストアにて入札方式により、希望のシリアルナンバーの製品を販売するとのこと。詳細は専用サイトにて確認できる。

「HD PENTAX‐D FA MACRO 100mmF2.8ED AW」は、内部に水滴や埃などが入りにくい防塵・防滴構造の「AW（All Weather）」を同社マクロレンズで初めて採用。6か所に施したシーリングにより、高い防滴性能を実現しているという。

また、新たに特殊低分散（ED）ガラス、異常低分散ガラスを採用することで諸収差を良好に補正し、パープルフリンジの発生を大幅に低減したとのこと。さらに、可視光域における平均反射率を、従来比で約50％以下に抑えた高性能マルチコーティング「HDコーティング」と「FREE（後群分離型フォーカシング）」システムを採用した。加えて、最大で等倍（1倍）までの接写を可能とした。

本体は、質感の高いアルミ削り出しの金属外装を採用。併せて、ピントリングにはAFでのピント合焦後、マニュアルでのピント合わせが切り替え操作なしでできる「Quick-shift Focus System（クイックシフト・フォーカス・システム）」を採用した。

主な仕様は、焦点距離が100mm（35mm判換算値153mm相当、ペンタックス APS-Cサイズ一眼レフカメラ装着時）、開放絞りがF2.8、最小絞りがF32、レンズ構成が8群10枚、画角（対角）が24.5度/16度（ペンタックス APS-Cサイズ一眼レフカメラ装着時）、対応マウントがKAF、最短撮影距離が0.303m、最大撮影倍率が1倍、フィルター径が49mm、光量調節方式が完全自動絞り、絞り羽根枚数が8枚（円形絞り、100mm：F2.8～F5.6）。

本体サイズは約65（最大径）×80.5（長さ）mm、重量は約348g（フード装着時は約387g）。

ペンタックス