2023年02月03日　13:21

ライカL39/M対応の沈胴式レンズ「LTM 35mm f/2 Collapsible」、八枚玉の光学性能を再現

焦点工房は、LIGHT LENS LAB製の交換レンズ「LTM 35mm f/2 Collapsible（沈胴式）」を2月3日に販売開始すると発表した。

通称「八枚玉」と呼ばれた、ライカ製「35mm F2（初期型）」の光学性能を再現した沈胴式レンズ。レンズのL-M変換リングを外すことで、ライカL39マウント（LTM）のバルナックライカなどへも装着が可能だ。

ライカ製L39/Mマウントカメラで沈胴可能な沈胴式を採用したことで、固定鏡筒の「M 35mm f/2」より約80g軽量化したうえ、沈胴時は17.5mm全長を短縮し（専用UVフィルターを含む）、さらに持ち運びやすいサイズになったという。

また、最短撮影距離が0.5mとなり、ライブビューを使用した寄りの撮影が可能。なお、0.5～0.7mの範囲は距離計連動非対応となる。

主な仕様は、対応マウントがライカL39/ライカM、焦点距離が35mm、フォーカスがMF（距離計連動は0.7m～∞の範囲で動作）、レンズ構成が6群8枚（ダブルガウスタイプ）、対応撮像画面サイズが35mmフルサイズ、最短撮影距離が0.5m、絞りがF2～F16、絞り羽根が10枚。フィルターは装着不可（専用UVフィルター装着済み）。

本体サイズは、沈胴時が約47（直径）×12（長さ）mm、撮影時が約51（直径）×25.5（長さ）mm（いずれもマウント部を除く、L-M変換リングを含む）。重量は約150g（L-M変換リングを含む）。ボディカラーは「シルバー」「ブラックペイント」を展開する。

同社オンラインストアでの販売価格は「シルバー」が158,400円、「ブラックペイン」が169,200円。

なお、マウントアダプター「L-L39-M（ライカL39マウントレンズ→ライカMマウント変換）」も同時に発売。「28/90mm 用」「35/135mm 用」「50/75mm 用」の3種をラインアップする。同社オンラインストアでの販売価格は各4,950円。

LIGHT LENS LAB