2023年02月08日　15:50

OMデジタル、望遠マクロ「M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO」を2/24発売

OMデジタルソリューションズは、マイクロフォーサーズシステム規格に準拠した高性能望遠マクロレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO」を発表。2月24日に発売する。

レンズ単体で最大撮影倍率4倍（35mm判換算）、撮影範囲8.7×6.5mmの接写が可能な高性能、軽量の望遠マクロレンズ。さらに2倍テレコンバーター装着（別売り「MC-20」使用時）で最大撮影倍率8倍（35mm判換算）、撮影範囲4.3×3.3mmの超高倍率の接写撮影も可能になる。

光学系は、スーパーEDレンズ2枚、EDレンズ4枚、スーパーHRレンズ、HRレンズを各1枚使用した13群18枚を採用。ゴーストやフレアを排除する「ZERO（Zuiko Extra-low Reflection Optical）コーティング」をレンズ表面に施した。

また、無限遠から最大撮影倍率4倍、テレコンバーター装着で最大撮影倍率8倍（いずれも35mm判換算）という高倍率の接写時まで、撮影距離全域でオートフォーカス（AF）でのピント合わせが可能。フローティング方式のインナーフォーカスを採用した。

さらに、レンズに搭載した手ぶれ補正機構と、ボディ内の手ぶれ補正機構が協調して手ぶれを抑える「5軸シンクロ手ぶれ補正」により、最大7段（CIPA規格準拠。2軸加振時（Yaw/Pitch）、半押し中手ぶれ補正オフ、「OM-1」使用時）のぶれ補正能力を実現している。

加えて、IP53に対応した防塵・防滴性能、-10度の耐低温性能を装備。最前面のレンズには防汚効果の高いフッ素コーティングを施した。

このほか、撮影時のフォーカシングの範囲を規定し、AFの速度などを向上させる「フォーカスリミットスイッチ」や、AFからマニュアルフォーカスへの移行を素早く行える「マニュアルフォーカスクラッチ」を搭載。親指によるワンアクションで構えたまま設定変更が可能な「L-Fn（レンズファンクション）ボタン」を側面に配置した。

主な仕様は、焦点距離が90mm（35mm判換算で180mm相当）、レンズ構成が13群18枚（スーパーEDレンズ2枚、EDレンズ4枚、スーパーHRレンズ1枚、HRレンズ1枚）、フォーカシング方式がハイスピードイメージャAF（MSC）、画角が14度、最短撮影距離が0.25m（S-MACRO時0.224m）、最大撮影倍率が1倍（S-MACRO時2倍）、35mm判換算での最大撮影倍率が2倍相当（S-MACRO時4倍相当）、最近接撮影範囲が8.7×6.5mm（S-MACRO時）、絞り羽枚数が7枚（円形絞り）、最大口径比がF3.5、最小口径比がF22、フィルター径が62mm。

本体サイズは69.8（最大径）×136（全長）mm、重量は453g（レンズキャップ、レンズリアキャップ、レンズフードを除く）。

価格は231,000円。

OMデジタルソリューションズ