2016年09月20日　12:40

オリンパス、高性能ズーム「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」

「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」装着イメージ

オリンパスは、マイクロフォーサーズシステム規格に準拠し、防塵防滴・耐低温（マイナス10度）性能を備えた小型・軽量の高倍率ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」（35mm判換算24-200mm相当）を発表。11月下旬より発売する。

手ぶれ補正機構を搭載した高倍率ズームレンズ。さらに、カメラボディ内の5軸手ぶれ補正機構と協調して動作する「5シンクロ手ぶれ補正」に対応し、対応ボディとの組み合わせによって、6.5段の手ぶれ補正効果に対応する。

また、DSA（大偏肉両面非球面）レンズやHR（高屈折率）レンズ、スーパーHR（超高屈折率）レンズを組み合わせ、効果的な収差補正を図ることで、レンズ構成枚数を削減。レンズ全長を短くした点も特徴だ。さらに、EDレンズを多用することで、望遠側で課題となる色収差の低減を徹底的に図り、ズーム全域において画面周辺部まで高い解像度を確保する。

加えて、ヌケの良いクリアな描写を実現するコーティング技術「Z Coating Nano」を採用し、逆光などの撮影でゴースト、フレアを大幅に低減。画面内に強い光源が入った撮影で効果を発揮するという。

このほか、ワイド端12mmにおいて最短撮影距離15cm、レンズ先端から1.5cmまで被写体に近寄ることができ、最大撮影倍率0.3倍（35mm判換算 0.6倍）のマクロ撮影が可能。テレ端100mm時（35mm判換算200mm相当）では最短撮影距離45cm、ワーキングディスタンス27cm、最大撮影倍率0.21倍（35mm判換算0.42倍）となっている。

主な仕様は、レンズ構成が11群17枚（DSAレンズ×1、EDレンズ×5、スーパーHRレンズ×2、HRレンズ×1、非球面レンズ×3）、画角が84度～12度、最短撮影距離が0.15m～0.45m、最大撮影倍率が0.3倍～0.21倍、絞り羽枚数が7枚円形絞り、フィルター径が72mm。

本体サイズは77.5（最大径）×116.5（全長）mm、重量は561g。レンズキャップ「LC-72C」、レンズリアキャップ「LR-2」、レンズフード「LH-76B」、レンズケース「LSC-0914」などが付属する。

価格は189,000円。

オリンパス