2017年04月19日　12:30

パナソニック、ズーム全域で高画質を実現するマイクロフォーサーズ用レンズ

パナソニックは、デジタル一眼カメラ「LUMIX Gシリーズ」で採用している「マイクロフォーサーズシステム規格」に準拠した交換レンズ「LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm/F2.8-4.0 ASPH. H-E08018」を発表。5月25日より発売する。

超広角16mmから標準36mm（35mm判換算）までの領域をカバーするズームレンズ。ライカの光学基準をクリアし、F2.8-4.0「ELMARIT（エルマリート）」の明るさを実現しており、非球面EDレンズ1枚を含む4枚の非球面レンズの最適配置により、ズーム全域で、画面周辺部まで描写できる点が特徴。風景撮影や日常のスナップ撮影など幅広いシーンで高画質な画像が得られるという。また、ナノサーフェスコーティングの採用によりゴーストやフレアを低減する。

動画撮影では、最新の設計技術と制御技術により、AFサーチ時の微小な画角の変化や歪みを極小に抑え、240fps駆動の高速・高精度コントラストAFに対応。AFトラッキング性能の向上により、素早く動く被写体もしっかりピント追従する。輝度変化が大きいシーンでもF値変化を滑らかに制御し、ズーム時も安定した露出制御行うことで快適な4K動画撮影をサポートする。

このほか、防塵・防滴仕様（同社製防塵・防滴対応カメラボディに装着時）やマイナス10度の耐低温性能にも対応。フィルター装着も可能であり、超広角撮影での多彩な写真表現を楽しめる。加えて、カメラを構えたままでフォーカスモードの変更ができる「AF・MF切換スイッチ」を採用し、直感的で快適な操作が可能だ。

主な仕様は、レンズ構成が10群15枚（非球面EDレンズ×1、非球面レンズ×3、EDレンズ×2、UHRレンズ×1）、マウントがマイクロフォーサーズ規格準拠、焦点距離が8-18mm（35mm判換算 16-36mm）、絞り形式が7枚羽根円形虹彩絞り、開放絞りがF2.8（ワイド端）-4.0（テレ端）、最小絞りがF22、撮影距離範囲が0.23m～∞（撮像面より）、フィルター径が67mm、最大撮影倍率が0.12倍（35mm判換算 0.24倍）。

本体サイズは73.4（最大径）×88（長さ）mm、重量が約315g（レンズフード、レンズキャップ、レンズリアキャップを含まず）。

価格は158,000円（税別）。

パナソニック