2018年09月04日　16:18

タムロン、超広角ズーム「17-35mm F/2.8-4 Di OSD」キヤノン用の発売日決定

タムロンは、超広角ズームレンズ「17-35mm F/2.8-4 Di OSD（Model A037）」キヤノン用について、発売日を10月2日に決定した。なお、ニコン用はすでに9月4日より、発売を開始している。

35mm判フルサイズデジタル一眼レフカメラ対応の超広角ズームレンズ。レンズ構成は10群15枚。特殊硝材LD（Low Dispersion: 異常低分散）レンズを4枚採用し、超広角ズームで目立つことの多い倍率色収差を徹底的に抑制。さらに、2枚のGM（ガラスモールド非球面）レンズを適切に配置し、歪曲収差をはじめとした諸収差も良好に補正するという。

また、ゴースト解析シミュレーションを繰り返し実施し、光学設計の完成度を高めた点も特徴。反射防止効果の高いBBAR（Broad-Band Anti-Reflection）コーティングを施し、ズーム全域でゴースト、フレアの発生を大幅に抑制するとのことだ。

さらに、AF駆動ユニットは、静音性にすぐれた｢OSD｣を採用。オートフォーカスユニットの減速ギアを含む構造を刷新・最適化することで、従来の同社DCモーター搭載機種と比較して、駆動音を大幅に低減。AFの精度とスピードも大きく向上したという。

このほか、ボディには簡易防滴構造を採用。対物側のレンズ最前面には、撥水性・撥油性にすぐれたフッ素化合物による防汚コートを施した。

主な仕様は、焦点距離が17～35mm、明るさがF2.8～F4、レンズ構成が10群15枚、最短撮影距離が0.28m（ズーム全域）、フィルター径が77mm、絞り羽根が7枚（円形絞り）、最小絞りがF16～F22。

本体サイズは83.6（最大径）×92.5（長さ）mm、重量は460g。花型フード、レンズキャップが付属する。

価格は85,000円（税別）。

TAMRON