七工匠、“Eマウントフルサイズミラーレスに最適化”した「28mm F1.4 ASPH E+」

「7Artisans 28mm F1.4 ASPH E+」

「7Artisans 28mm F1.4 ASPH E+」

焦点工房は、「七工匠（しちこうしょう）」より、ライカMマウント用の単焦点レンズ「7Artisans 28mm F1.4 ASPH E+」を発売した。

焦点距離広角28mmと開放F1.4という、非常に明るい絞り値を兼ね備えた距離計連動対応のライカMマウントレンズ。レンズ構成は9群11枚、ED（特殊低分散）ガラス2枚、高屈折低分散ガラス3枚を使用し、諸収差を良好に補正。周辺部まで、高い解像力で表現するという。

また、球面レンズと曲率が異なるASPH（非球面レンズ）を1枚採用し、コンパクト化を実現。光量の少ない条件下でも撮影でき、広角ながらボケを生かした描写を得られるとのことだ。

さらに、「ソニーEマウントのフルサイズミラーレスカメラに、マウントアダプターを装着したシーンを想定し、設計を施した」という点が特徴だ。

同社では「ライカMとソニー35mmフルサイズのCMOSイメージセンサーには個別の特性があり、各イメージセンサーに対して、光線の入射角が調整されている。そのため、ライカMマウントの機種には、ライカM専用タイプの28mm F1.4 ASPH、ソニーEマウントフルサイズ機には28mm F1.4 ASPH E+を使用することで、レンズ本来の性能を発揮できる」と説明している。

このほか主な仕様は、焦点距離が28mm（35mm判換算）、対応撮影画面サイズが35mmフルサイズ、フォーカスがMF（マニュアルフォーカス）、レンズマウントがライカM、最短撮影距離が0.7m、絞り羽根が13枚、絞りがF1.4〜F16、フィルター径が52mm、レンズ構成が9群11枚（ASPH非球面ガラス1枚、ED特殊低分散ガラス2枚、高屈折低分散ガラス3枚）。

本体サイズは60（直径）×81.5（長さ）mm、重量は約490g。

価格は78,000円（税別）。