2020年01月07日　11:38

ニコン、「AF-S NIKKOR 120-300mm f/2.8E FL ED SR VR」を2月に発売

ニコンイメージングジャパンは、ニコンFマウント採用のデジタル一眼レフカメラに対応した大口径望遠ズームレンズ「AF-S NIKKOR 120-300mm f/2.8E FL ED SR VR」の発売時期を決定。2月に発売する。

ニコンFXフォーマットで120mmから300mmまでの焦点距離を、明るい開放F値2.8一定でカバーする望遠ズームレンズ。ズーム全域において、すぐれた光学性能、高い手ブレ補正効果とAF性能を発揮する。

光学系には、EDレンズ1枚、蛍石レンズ2枚に加えて、新開発のSRレンズ（SR：Short-wavelength Refractive）1枚を採用し、すぐれた光学性能を実現。SRレンズには短い波長の光を大きく屈折させる特性を持つ特殊高分散ガラスを使用しており、色収差を大幅に抑えた描写を可能にしている。

また、独自のレンズ反射防止コーティング「ナノクリスタルコート」に加え、NIKKOR Fレンズにおいて初めて「アルネオコート」を採用したことで、可視光全域で安定した超低反射率を実現。入射光に起因するゴースト、フレアを効果的に低減し、光源が画面内にある場合でも抜けのよいクリアな画像が得られるという。

さらに、ズーム全域で開放F値2.8一定の大口径レンズを採用し、室内など光量の少ない場所でも、速いシャッタースピードで撮影することで、手ブレや被写体ブレを抑えることが可能。ピント面の高い解像力と美しいボケ味も実現している。

加えて、手ブレ補正効果4.0段のVR機構も搭載。撮影時のファインダー像を安定させる「SPORT」モードは動きの変化が激しい被写体も追いやすく、スポーツシーンでの撮影に適している。モーターの駆動制御アルゴリズムを強化したことで、急激な速度変化のある被写体へのAF追従性能も向上させている。

主な仕様は、焦点距離が120mm－300mm、最大口径比が1：2.8、レンズ構成が19群25枚、画角が20度20分－8度10分（撮像範囲FX）/13度20分－5度20分（撮像範囲DX）。

このほか、本体サイズは128（最大径）×303.5（全長）mm。重量は約3250g。

価格は139万3,700円。

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