2016年07月07日　15:49

富士フイルム、防塵・防滴に対応したハイエンドフラッシュ「EF-X500」

富士フイルムは、デジタルカメラ「Xシリーズ」用アクセサリーの新製品として、ハイエンド多機能外部フラッシュ「クリップオンフラッシュEF-X500」を発表。9月より発売する。

最大ガイドナンバー約50に対応したフラッシュで、ホットシューに装着して使用する。また、シャッター駆動中に連続して発光し続ける「FP発光（ハイスピードシンクロ）」に対応しており、さまざまなシャッタースピードでフラッシュ撮影を快適に行うことが可能だ。

多灯使用時は、複数のフラッシュを3つのグループに分けてコントロールすることが可能。被写体や背景に与える光を調整し、クリエイティブな撮影が行える。カメラからの操作で簡単に光量の調整を行うことも可能。加えて、TTLオート発光に対応しており、多灯使用時でも、1灯で撮影するときと同様、面倒な光量設定をすることなく撮影を始められる。

さらに、「Xシリーズ」用フラッシュ初となる、防塵・防滴に対応。電源は単3形乾電池×4本（アルカリ電池、ニッケル水素電池）。ニッケル水素電池使用時は、発光間隔が約2.5秒、発光回数が約170回。

主な仕様は、ガイドナンバーが最大約50（ISO100・m、照射角105mm設定時）、照射角が24mm-105mm、バウンスが上90度/下10度/左135度/右180度、色温度が約5600K（フル発光時）。

露出制御部は、露出制御方式がTTL、マニュアル、マルチ発光（マニュアル）、TTL調光補正が-5.0EV～+5.0EV（1/3段ステップ）、マニュアル発光光量が1/1～1/512（1/3段ステップ）、マルチ発光光量が1/4～1/512（1/3段ステップ）。

このほか、対応機種は、FUJIFILM X-T1、X-T2、X-Pro2、ホットシューを搭載したXシリーズカメラに加えて、FinePix HS20EXR、HS30EXR、HS50EXRでも一部機能を利用できる。本体サイズは67.2（幅）×124.0（高さ）×107.3（奥行）mm。重量は約380g（電池含まず）。

価格は68,000円（税別）。

富士フイルム