ビーラボ、ニコンEVFのノウハウを活かした天体望遠鏡「Unistellar eVscope 2」を発売

ビーラボは、「専門的な知識がなくても利用できる」という天体望遠鏡「Unistellar eVscope 2」を4月26日より、「Glimpse」で発売すると発表した。

ニコンが培ってきた電子ビューファインダー（EVF）のノウハウを活かしたというアイピースと、770万画素相当の解像度を実現することで、「コンシューマー望遠鏡として、かつてない圧倒的なビジュアル体験をもたらす」（同社発表より。以下同じ）というのが特徴。リアルタイムでの光蓄積により、「銀河、星雲、彗星などを、数秒のうちに、ほかに類を見ない鮮明でカラフルなディテールで表現する」という。

さらに、視野内の天体を自動的に検出し、数千万個におよび星の座標データベースと比較することで、その方向を特定する「AFD（自動フィールド検出機能）ソフトウェア」に対応。磁気加速度計、電動マウントを組み合わせることで、「AFD」によって「eVscope 2」が自動的に天体座標に合わせるとのことだ。

さらに、専用のスマートフォンアプリと連動。Wi-Fi経由でスマートフォンと「eVscope 2」を接続し、見たい天体をタップするだけで、高い精度でその天体に自動的にレンズを向けるという。

このほか、光学倍率が50倍、焦点距離が450mm、デジタル倍率が最大400倍（最大150倍を推奨）。限界等級は、1分で最大16等級、好条件のもと数分で最大17.7等級。バッテリー駆動時間は最大10時間。重さは9kg（三脚を含む）。専用バックパックなどが付属する。

市場想定価格は649,800円。

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