2012年09月26日　13:00

ソニー、HD対応の小型ウェアラブルカメラ「HDR-AS15」

ソニーは、ウェアラブルカメラ“アクションカム”「HDR-AS15」を発表。10月12日より発売する。

24.5（幅）×47.0（高さ）×82.0（奥行）mmで重量約90g（付属バッテリーNP-BX1含む)の小型・軽量ボディを実現した小型ビデオカメラ。ハンズフリーでの自由なスタイルで撮影できるのが特徴で、スポーツなどダイナミックな映像を撮影するのに適した製品となっている。付属の防水ケースを装着することで水深60mまでの防水撮影にも対応できる。

性能面では、1/2.3型の裏面照射型"Exmor R" CMOSセンサーと、広角のカールツァイス「テッサー」レンズを搭載し、MPEG-4 AVC/H.264形式での1920×1080/30pのフルハイビジョン記録が可能。撮影画角は、120度と170度（※手ブレ補正はオフ）の2アングルを選択できる。電子式の手ブレ補正機能やステレオマイク、マイク端子なども備えている。

機能面では、1280×720のハイビジョン記録時に、スローモーション動画の記録が可能。2倍の「SLOW」と4倍の「SSLOW」の2種類のモードが用意されている。静止画のインターバル撮影機能も可能で、5秒/10秒/30秒/60秒で間隔を設定できる。

また、操作性はシンプルで、録画ボタンを含めてボタンは3つのみ。表示パネルを備えているものの、録画映像をモニタリングすることは不可となっている。

このほか、無線LAN機能を装備し、スマートフォンとの連携に対応。専用アプリ「PlayMemories Mobile」を使って、スマートフォン上で映像をモニタリングしながらカメラ本体の操作ができるほか、撮影動画をスマートフォンに転送することも可能だ。　

付属バッテリーでの連続撮影時間は最大約3時間5分。記録メディアは、メモリースティックマイクロとmicro SD/SDHCメモリーカードに対応。micro USB端子とHDMIマイクロ出力も備えている。防水ケースと接着式マウント（2個）が同梱。

市場想定価格は3万円前後。

SONY