2013年09月17日　14:14

ソニー、1920×1080 60pやGPS/NFCに対応したウェアラブルカメラ

ソニーは、ウェアラブルカメラ“アクションカム”の新モデルとして、「HDR-AS30V」と、ライブビューリモコンキット「HDR-AS30VR」の2機種を発表。「HDR-AS30V」を10月11日より、ライブビューリモコンキット「HDR-AS30VR」を12月上旬より発売する。

2012年10月に発売された「HDR-AS15」の後継機種。小型・軽量のウェアラブルカメラで、付属の防水ケースで水中での撮影も行える。新モデルでは、防水ケースが改良されており、重量が約85gから約55gに軽量化。集音設計を採用するほか、操作ボタンを追加。水中5mまでの撮影に対応する。

撮影面では、撮像素子には1680万の裏面照射型Exmor R（エクスモアアール） CMOSイメージセンサーを搭載。ブレを抑える「電子式手ブレ補正」機能や、最大170度まで広角に撮影できるカールツァイステッサーレンズを装備する。

新機能として、動画の1920×1080 60p記録や、静止画の1190万画素記録に対応。GPSを内蔵し、撮影したファイルに位置情報を記録することが可能になった。Wi-Fiに加えて、新たにNFCに対応し、スマートフォンとの接続がワンタッチで行える。

さらに、ライブビューリモコンキット「HDR-AS30VR」には、腕時計型のライブビューリモコン「RM-LVR1」が付属。1.4型のカラー液晶を搭載し、ワイヤレスでウェアラブルカメラを操作することが可能だ。3mまでの防水にも対応する。なお、ライブビューリモコン「RM-LVR1」は、オプションとして単品でも販売される。12月6日発売で、価格は15,750円。

このほか、記録メディアは、メモリースティックマイクロ（MARK2）、microSD/microSDHC/microSDXCメモリーカードに対応。バッテリー駆動時間は、連続撮影時間で約3時間5分。本体サイズは24.5（幅）×47.0（高さ）×82.0（奥行）mm。重量は約90g（バッテリー含む）。

市場想定価格は、「HDR-AS30V」が30,000円前後、ライブビューリモコンキット「HDR-AS30VR」が40,000円前後。