2014年10月07日　19:23

ソニー、63gに軽量化したフルHDアクションカム

ソニーは、アクションカムの新モデルとして、カメラ本体のみの「HDR-AZ1」と、新ライブビューリモコンを同梱したライブビューリモコンキット「HDR-AZ1VR」を発表。10月24日より発売する。

24.2（幅）×36.0（高さ）×74.0（奥行）mmで、重量約63g（バッテリー装着時）を実現したアクションカム。現行モデル「HDR-AS100V」に搭載していたGPS機能を、新ライブビューリモコン（「HDR-AZ1VR」に同梱）に搭載することで、重量・体積ともに現行モデルと比べて約30％減の小型・軽量化を実現。身体やヘルメットなどへより自然に装着でき、アクティブなスポーツシーンやアウトドアでブレを抑えた迫力ある体感映像を撮影することが可能だ。

また、IPX4相当の防滴ボディで、雨の日や水しぶきのかかるアクティビティでも本体のみでの使用が可能。付属の三脚アダプターを使用することで、さまざまなアクセサリーに本体を装着し、軽量でコンパクトに使用することができる。さらに、同梱のスリムで軽量なウォータープルーフケースを装着し、サーフィンやカヤックなどの水上でのアクティビティ、より衝撃が気になるシーンも気兼ねなく撮影が楽しめる。

画質面では、映像の高速処理や高画質を実現する画像処理エンジンBIONZ Xと、低照度でもきれいに撮れる有効約1190万画素の裏面照射型CMOSイメージセンサーExmor Rを搭載。超広角約170度のZEISSテッサーレンズで高画質撮影を実現する。

ファイル形式は、MP4に加えて、プロフェッショナル用途のXAVCを民生用途に拡張したXAVC S記録方式に対応し、フルHD（1920×1080）60pの50Mbpsハイビットレートでの撮影が可能。さらに、120pのハイフレームレート動画撮影にも対応し、編集で等倍再生となめらかなスロー再生を組み合わせるなど、メリハリのきいた印象的な映像を作成することができる。

このほか、ライブビューリモコンキット「HDR-AZ1VR」に同梱されている新ライブビューリモコン「RM-LVR2V」は、カメラの画角確認や録画のスタート/ストップ、カメラ本体の設定変更のほか、カメラ内コンテンツの再生・削除も可能。1台のライブビューリモコンから、最大5台のアクションカムの接続にも対応。最大5台までのカメラを同時操作したり、複数の場所にカメラを設置して多様な視点の映像を同時に撮影することも可能だ。

記録メディアは、microSD/microSDHC/microSDXCメモリーカード（Class4以上推奨）、メモリースティックマイクロ（MARK2）に対応。バッテリー駆動時間は約1時間20分。本体サイズは24.2（幅）×36.0（高さ）×74.0（奥行）mm。重量は約63g（バッテリー装着時）。

市場想定価格は、カメラ本体のみの「HDR-AZ1」が31,500円前後、ライブビューリモコンキット「HDR-AZ1VR」が41,000円前後（いずれも税抜）。