2015年01月27日　18:06

ZOOM、マイクカプセルを交換できるビデオレコーダー「Q8」

ZOOMは、ハンディビデオレコーダーの新製品として「Q8」を発表。2月末より発売する。

シーンに応じて5種類の別売マイクカプセルを交換できるハンディビデオレコーダー。同社製のハンディレコーダー「H」シリーズ（H5/H6）用マイクカプセルを、そのまま使用することができるほか、低音域の騒音をカットするローカットフィルターや、録音レベルを自動補正するオートゲイン、風によるマイクの「吹かれ」を低減するウィンドスクリーンも付属する。

また、2.7型タッチパネル液晶モニターを搭載。さらに、外部マイクやオーディオ機器を接続できる2系統のXLR/TRS入力と、モニタリングに便利な内蔵スピーカー、ステレオヘッドホン/ライン出力、大画面テレビに映し出せるHDMI出力を備えた。

さらに、市販のカメラ用三脚およびアクションカム用マウントの両方に対応し、ギターヘッドやマイクスタンドに取り付けられるなど、フレキシブルな撮影アングルに対応。USBポートを備え、パソコンに接続してライブストリーミングや映像編集ソフトにデータを流し込むことも可能だ。

映像面では、高精細な映像を記録できる3M HDモード（2304×1296ドット）や、動きの速い被写体をなめらかに記録する60フレーム/秒（720p）の撮影モードを用意。広角160度のワイドレンズを採用し、広画角での映像撮影が可能だ。

このほか、充電式リチウムイオンバッテリーを採用し、HD720p/30fpsのビデオ収録で2時間以上の連続撮影が可能。記録メディアには、SD/SDHC/SDXCカードを採用。128GBのSDXCカードでは、3M HD/30fps画質で約10時間、HD720p/30fps画質で約26時間の記録が可能となる。

別売りマイクカプセルは、90度ステレオと120度ステレオを選択可能な「XYH-6」、ハンドリングノイズを最小限に抑える「XYH-5」、ステレオ感を調整できる「MSH-6」、目的のサウンドを狙い録りできる「SGH-6」、狙った音に周囲の環境音をプラスする「SSH-6」の5種類を用意した。

本体サイズは47.8（幅）×68.65（高さ）×157.57（全長）mm（マイクを収納した状態）。重量は300g（電池含む本体のみ）。XYマイクカプセル「XYQ-8」、ウィンド・スクリーン（スポンジ）、リチウムイオン電池「BT-03」、USB ケーブル（1m）、アクセサリーマウントアダプター、レンズカバー、レンズフード、ストラップなどが付属する。

価格はオープン。

ZOOM