2018年09月10日　14:55

JVC、ハンドヘルド型の4Kメモリーカードカメラレコーダー「GY-HC550/HC500」

JVCケンウッドは、JVCブランドより、業務用カメラレコーダーの新モデルとして、ハンドヘルド型の4Kメモリーカードカメラレコーダー「GY-HC550」「GY-HC500」の2機種を発表。いずれも2019年1月より発売する。

「高画質、高品質でつながる」をコンセプトとした「CONNECTED CAM」の第2弾モデル。機動性にすぐれたレンズ一体型のハンドヘルド型を採用し、第1弾モデル「GY-HC900」でのIP接続の親和性や、高ビットレートでかつ低遅延の双方向ライブストリーミング機能といった基本性能を継承しつつ、1型CMOSセンサーと新開発の4K 20倍レンズを装備し、高感度・低ノイズの4K高画質映像を実現する。

また、「Apple ProRes 422」を標準搭載。別売りのSSDメディアアダプター「KA-MC100」を使用することで、高速SSDメモリーに「Apple ProRes 422」の4K/60p記録が可能だ。

さらに、従来のUSBホスト端子を使った無線LAN、LTEなどのドングルに加えて、内蔵LAN端子、2.4GHz/5GHzのMIMO方式デュアル・アンテナ型内蔵無線LAN（「GY-HC550」のみ）など、さまざまなネットワークに対応する各種インターフェイスを装備した。

加えて、用途に応じたさまざまな記録フォーマットに対応。記録コーデックには、4:2:2 10ビットに対応した「Apple ProRes 422」と、MPEG-4 AVC/H.264 をサポート。ProResフォーマットは、「Apple ProRes 422HQ」「Apple ProRes 422」「Apple ProRes 422LT」が選択できる。MPEG-4 AVC/H.264はQuickTime（MOV）とMP4の選択が可能です。

このほか、IPX2相当の防水性能に対応。SDカードダブルスロットを搭載し、4つの記録方式（シリーズ記録、デュアル記録、バックアップ記録、プロキシビデオ記録）が選択可能だ。本体サイズは195（幅）×230（高さ）×445（奥行）mm、重量は約3kg（フード、バッテリー装着時）。

価格はオープン。

JVC