キヤノン、業務用4Kビデオカメラのフラッグシップモデル「XF705」

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キヤノンは、4K（3840×2160）/60P/4：2：2/10bit/HDRの高品位な映像をSDカードに記録できる業務用4Kビデオカメラ「XF705」を発表。11月下旬より発売する。

業務用ビデオカメラ「XF」シリーズのフラッグシップモデル。放送局での番組制作や、イベントやコンサート映像などのコンテンツ制作において、高画質な映像記録や映像制作ワークフローの効率化を求めるユーザーに適しているという。

具体的には、すぐれた光学性能を持つ「L（Luxury）レンズ」、1.0型CMOSセンサー、映像処理プラットフォーム「デュアル DIGIC DV 6」の搭載によって、4K/60P/4：2：2/10bitの高品位な映像を撮影できる。

また、放送やライブ配信に適した「HLG（Hybrid Log-Gamma）」とネット配信や映画の制作などに適した「PQ（Perceptual Quantization）」の2つのHDR方式を用途に応じて、選択可能だ。

さらに、汎用性の高いSDカードにHDR映像を記録できるようにするため、画質を維持しながらデータの高圧縮が可能な独自の新ビデオフォーマット「XF-HEVC」を開発、搭載した点も特徴。データサイズの軽量化によって、撮影から編集までのワークフロー全体で作業の効率化を実現するという。

また、動画撮影に適したなめらかなAF動作と高い追従性を有する「デュアルピクセルCMOS AF」を採用し、厳しい合焦精度が求められる4K撮影時でも、タッチパネルを用いた直感的な操作によって、高精度なピント合わせが可能（HDR映像の撮影時は「コントラストAF」）。

加えて、フォーカス/ズーム/アイリスが独立したレンズリングや、安定した撮影を可能にするショルダーパッドなどの採用により、プロの幅広いニーズに応え、さまざまな画作りをサポートする高い操作性を備えるという。

本体サイズは191（幅）×258（高さ）×433（奥行）mm（レンズフード、マイクホルダーユニット、アイカップを含み、グリップベルトは含まない）、重量は約2710g（ショルダーパッド、グリップベルト含む）。

価格はオープン。

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