2022年05月17日　11:17

TVS REGZA、初のMini LED採用タイムシフトマシン4K液晶テレビ「Z875L/Z870L」

TVS REGZAは、4K液晶テレビの最高峰モデルとして「タイムシフトマシン4K Mini LED液晶レグザ」を発表。「Z875L」シリーズの75V型/65V型モデルと、「Z870L」シリーズの55V型モデルをラインアップし、6月下旬より発売する。

いずれも、レグザ初となるMini LED広色域量子ドット液晶パネルを搭載したのが特徴。多数のLEDを緻密に配置することで高輝度化を図るとともに、広色域量子ドットの採用により色鮮やかな高画質を実現。高度なバックライトエリアコントロールにより、高コントラストで鮮やかな映像を再現している。

「Z875L」シリーズには、3年ぶりに全面刷新した高画質映像処理エンジン「レグザエンジンZRα」を搭載。ディープニューラルネットワークのAIエンジンにより、「その場にいるかのような臨場感」「手を伸ばせば触れられるかのような質感」を再現することを可能にしたという。「美肌AIフェイストーンZRα」「ネット動画AIビューティZRα」「地デジAIビューティZRα」などの高画質技術にも対応する。

「Z875L」シリーズのバックライト制御は「Mini LEDエリアコントロールZRα」を搭載。点灯値の生成に仮想細分割エリアを用いて絵柄に適したLED点灯を実現している。

「Z870L」シリーズは、新高画質映像処理エンジン「レグザエンジンZR II」を搭載し、「美肌フェイストーンZR II」「ネット動画ビューティーZR II」などに対応。バックライト制御は「Mini LEDエリアコントロール」を搭載する。

音質面では、実用最大出力合計値70Wのマルチアンプを採用した「重低音立体音響システムZP」を搭載。2wayバスレフボックスメインスピーカー、トップツイーター、重低音バズーカなど合計7個のスピーカーを駆動する。

操作性では、ネット動画ダイレクトボタンを拡充した新リモコンを採用。ネット動画にダイレクトにアクセスできるボタンを拡充したほか、お気に入りのネット配信サービスやHDMI入力端子を登録し、ボタンひとつで起動できる「My.Choice」ボタンを2つ搭載する。

録画機能では、地上デジタル放送を最大6チャンネル録画することができる「タイムシフトマシン」を搭載。4Kチューナーを2基内蔵しており、4K放送を視聴しながら別の4K放送の番組を別売りの外付けUSB HDDに録画することが可能だ。

さらに、タイムシフトマシン用とは別に地上/BS・110度CSデジタル放送チューナーを3基内蔵しており、番組を視聴しながら、同時に別の2番組をUSB HDDに録画できる。

このほか、テレビから発するテストトーンをリモコンのマイクで測定し、音響特性を補正する「オーディオキャリブレーション」機能を搭載。HDMIは4K/120P入力に対応。ゲーム機の出力映像に合わせて自動的に画質調整を行う「オートゲームアジャスト」機能や、表示遅延時間約0.83msecの「瞬速ゲームモード」を搭載する。

市場想定価格は、75V型モデルが550,000円前後、65V型モデルが418,000円前後、55V型モデルが308,000円前後。

東芝