2022年05月20日　06:33

LG、新パネル「OLED evo Gallery Edition」を採用した4K有機ELテレビ「OLED G2」

LGエレクトロニクス・ジャパンは、4K有機ELテレビの2022年モデルとして、最上位となる「OLED G2」シリーズを発表。77V型/65V型/55V型をラインアップし、5月下旬より発売する。

2021年に発表した次世代有機ELパネル「LG OLED evo」が進化し、色の再現性と明るさを向上させた新パネル「LG OLED evo Gallery Edition」を搭載したのが特徴。新しい発光素材を採用し、赤･緑･青の波長を改善するとともに、新しいカラーレイヤーを追加することで色の再現性を向上させている。

また、「ブライトネスブースターマックス」技術と新世代のAIプロセッサー「α9 Gen5 AI Processor 4K」を採用し、従来の有機ELテレビよりも明るくなり、暗部の豊富な色数は維持しながら高輝度方向の色表現に深みを増した画作りを実現したという。

「α9 Gen5 AI Processor 4K」では、さまざまな映像ジャンルをAIが自動認識し、最適な画質に変換する「AI映像プロ」や、AIがさまざまな物体を認識して映像の色・明るさを分析し、より立体的で自然な色彩を実現する「オブジェクト型リアルタイム映像処理」に対応する。

音質面では、AIが今見ている映像のジャンルを分析し、ドラマ・スポーツ・映画・ニュース・音楽の5つに分類。それぞれのジャンルに合わせたサウンドへ調整し、臨場感あふれるバーチャル7.1.2chサウンドに変換する「AIサウンドプロ」に対応する。

さらに、120Hz対応のDolby VisionとDolby Atmosでのゲームプレイに対応。クラウドゲーム「GeForce NOW」のテレビ向けアプリを搭載しており、ゲーム機器を接続しなくても、1000以上のゲームをプレイすることが可能だ。

このほか、解像度は3840×2160ドットを採用。チューナー数は、BS 4K・110度CS 4K×2、地上・BS・110度CS×3。

別売りのオプションとして、「ギャラリースタンド」（FS22GB）と「フロアスタンド」（FS22GA）に対応する。

市場想定価格は、77V型が830,000円前後、65V型が550,000円前後、55V型が400,000円前後。