2023年06月01日　13:11

シャープ、AI処理の「Medalist S4」を搭載した4K液晶テレビ「AQUOS FN1/FN2/FL1」

シャープは、4K液晶テレビ「AQUOS」の新製品として、「FN1」「FN2」「FL1」シリーズを発表。画面サイズは、「FN1」シリーズが75V型/65V型/55V型モデルを、「FN2」シリーズが55V型/50V型/43V型モデルを、「FL1」シリーズが65V型/50V型/42V型モデルをラインアップし、6月10日より発売する。なお、「FL1」シリーズの50V型モデル「4T-C50FL1」のみ9月16日から発売する予定だ。

いずれも、AIプロセッサーを採用した新画像処理エンジン「Medalist S4」を搭載したのが特徴。AIが人の顔や空などを検知し、番組のジャンルと合わせて、画質や音質を自動で調整する「AIオート」モードに対応する。

また、OSに「Google TV」を採用しており、多彩なコンテンツやアプリケーションを楽しむことが可能。今回新たに、同社のヘルスケア関連アプリ「AQUOSヘルスビューアー」を搭載することで、スマートウォッチや体重計、血圧計などの対応機器と連携し、各機器が測定した歩数や心拍数、体重、血圧や日々の変化を、テレビの大画面にグラフでわかりやすく表示できる。

チューナー数は、BS 4K/110度CS 4K×2、地上/BS/110度CS×3となっており、4K放送を視聴中に、別の4K放送と地上/BS/CSデジタル放送の2番組を同時に裏録画することが可能だ。

■4K液晶テレビのフラッグシップモデル「FN1」シリーズ

「FN1」シリーズは、高コントラストを実現する直下型LEDの分割駆動「アクティブLED駆動」を採用したフラッグシップモデル。つややかな黒と低反射を実現する「N-Blackパネル」を搭載する。

音質面では、ツイーター×2、ミッドレンジ×4、サブウーハー×1で構成した、2.1chスピーカー「FRONT OPEN SOUND SYSTEM PLUS」を搭載する。音声実用最大出力は50W（7.5W＋7.5W＋10W＋10W＋15W）。

市場想定価格は、75V型モデルが385,000円前後、65V型モデルが286,000円前後、55V型モデルが253,000円前後。

■4K液晶テレビのハイグレードモデル「FN2」シリーズ

「FN2」シリーズは、つややかな黒と低反射を実現する「N-Blackパネル」を搭載したハイグレードモデル。LEDバックライトは、55V型/50V型モデルがエッジ型、43V型モデルが直下型を採用する。

音質面では、ツイーター×2、ミッドレンジ×2、サブウーハー×1で構成した、2.1chスピーカー「FRONT OPEN SOUND SYSTEM PLUS」を搭載する。音声実用最大出力は35W（10W＋10W＋15W）。

市場想定価格は、55V型モデルが209,000円前後、50V型モデルが187,000円前後、43V型モデルが176,000円前後。

■4K液晶テレビのスタンダードモデル「FL1」シリーズ

「FL1」シリーズは、外光や照明の映り込みを低減する「低反射パネル」を搭載したスタンダードモデル。LEDバックライトは直下型を採用する。

音質面では、フルレンジ×2で構成した、2chスピーカー（バスレフ型BOX）を搭載する。音声実用最大出力は20W（10W＋10W）。