2024年05月17日　13:38

ハイセンス、Mini LED×量子ドット搭載の4K液晶テレビ「U9N」「U8N」シリーズなど

「U9Nシリーズ」「U8Nシリーズ」

「U9Nシリーズ」

「U8Nシリーズ」

「U7Nシリーズ」

「U9Nシリーズ」

「U8Nシリーズ」

「U7Nシリーズ」

ハイセンスジャパンは、ハイグレード液晶テレビ3シリーズを発表。Mini LED×量子ドット搭載の4K液晶テレビ「U9Nシリーズ」（6月上旬発売）および「U8Nシリーズ」（5月中旬発売）、量子ドット搭載の4K液晶テレビ「U7Nシリーズ」（5月中旬発売）を展開する。

ラインアップは、「U9Nシリーズ」が75V型「75U9N」、65V型「65U9N」の2機種、「U8Nシリーズ」が85V型「85U8N」、75V型「75U8N」、65V型「65U8N」、55V型「55U8N」の4機種、「U7Nシリーズ」が65V型「65U7N」、55V型「55U7N」、50V型「50U7N」、43V型「43U7N」の4機種を用意する。

3シリーズ共通の仕様として、TVS REGZAと共同開発した、最新の映像エンジン「HI-VIEWエンジンII」を搭載。地上/BS/CSデジタル放送、4K放送、ネット動画、ゲームなどのコンテンツをAIが認識することで、「自動的に最適な高画質に調整する」と説明する。

また、144Hz VRR（可変リフレッシュレート）に対応（「55U8N」を除く）。リフレッシュレートとフレームレートとのコマ落ちや入力遅延によって発生する、映像のちらつきやカクツキを軽減し、「描画ずれのない、滑らかな映像でゲームが楽しめる」という。

仕様面ではいずれも、画面解像度が3840×2160ドット。HDRをサポートし、「HDR10」「HLG」「HDR10+」「HDR10+ Adaptive」「Dolby Vision」「Dolby Vision IQ」に対応する。チューナーは、BS4K/110度CS4Kチューナー×2、地上デジタル（CATVパススルー方式対応）チューナー×3、BS/110度CSデジタルチューナー×3を装備した。

一例として、「U9Nシリーズ」は、従来の低反射処理と比べて、画面の映り込みを50％（※1）低減するという、ARコートの低反射素材を採用。ハイコントラストで高画質な広視野角パネルも採用する。さらに、STW補正処理搭載によって、斜めから見る時の光漏れを90％以上（※2）抑え、「どこから見ても黒がくっきり見える」とうたう。

加えて、Mini LEDバックライトの分割数について、従来のローカルディミングからエリアを約4倍（※3）に細分化。「明るい部分はより明るく、黒い部分はより黒く再現し、有機ELに迫る高コントラストを実現する」とのことだ。

「U9Nシリーズ」の市場想定価格は、75V型「75U9N」が400,000円前後、65V型「65U9N」が300,000円前後。

「U8Nシリーズ」の市場想定価格は、85V型「85U8N」が360,000円前後、75V型「75U8N」が280,000円前後、65V型「65U8N」が200,000円前後、55V型「55U8N」が170,000円前後。

「U7Nシリーズ」の市場想定価格は、65V型「65U7N」が180,000円前後、55V型「55U7N」が140,000円前後、50V型「50U7N」が120,000円前後、43V型「43U7N」が110,000円前後。

（※1）反射率同社「75U9H」（2022年モデル）と「75U9N」（2024年モデル）との比較

（※2）光漏れ同社「75U9H」（2022年モデル）と「75U9N」（2024年モデル）との比較

（※3）エリア分割数　同社「75U9H」（2022年モデル）と「75UX」（2023年モデル）との比較