2011年09月01日　14:20

三菱電機、BD&HDD&3チューナー塔載の3D液晶テレビ

三菱電機は、液晶テレビ「REAL」の新モデル「MDR2」シリーズを発表。55V型モデル「LCD-55MDR2」、46V型モデル「LCD-46MDR2」、40V型モデル「LCD-40MDR2」の3機種を10月21日より発売する。

ブルーレイレコーダーと1TB HDDを塔載し、3D映像に対応したオールインワンモデル。新たに、地上/BS/110度CSデジタルチューナーを3チューナー内蔵し、2番組同時録画中の裏番組視聴に対応している。また、MPEG-4 AVC/H.264映像圧縮方式を採用したフルハイビジョン長時間録画にも対応。AE（12倍モード）使用時は、内蔵の1TB HDDに最長約1080時間録画できる。

画質面では、映像エンジンに新「DIAMOND 3D Engine PRO」を採用。ブラウン管テレビのメリットであったインパルス型発光を応用し、LEDバックライトをインパルス型発光（間欠点灯）することで、動画再現性を向上させている。また、画像の倍速補完と同時に、左右に配置したLEDバックライトユニットを画像の表示に同期して順次点灯し、動画の残像感を低減する）「バックライトスキャニング」機能を備えており、動きの速い映像をクッキリと表示することが可能だ。さらに、画面を横2分割縦8分割の16領域に分割し、領域ごとのバックライトを映像の明るさに応じて独立に制御することにより、高コントラストで黒が締まった高画質映像を実現している。液晶パネルには、LEDバックライトユニットを左右に配置した新方式の「DIAMOND Panel」を搭載する。

音質面では、カーボンナノチューブを樹脂に配合し、チタンに匹敵する高伝搬速度と紙同等の適度な内部損失を両立した独自開発の高性能スピーカー振動板「NCV振動板」を採用した「DIATONE NCV スピーカー」を、センター4個、左右各2個の計8個搭載。伸びやかな中高域や、原音に忠実で透きとおった音を再現することができる。また、新たに音源の奥行き感を調整する機能を追加した「DIATONE サラウンド 2.0」を塔載し、ステレオ音声を広がり感のある音質で楽しめるほか、「手前/標準/奥」の3段階で音の奥行き感を調整することができる。

このほか、ブルーレイにダビングした番組を、再度本体のHDDにムーブバック（書き戻し）することが可能。録画した番組をDLNA対応機器に配信可能なサーバー機能も備えている。インターフェイスは、HDMI×3、アナログ×1、SDカードスロット×1などを塔載。「グット楽リモコン」や3Dメガネを付属する。

価格はいずれもオープン。