2014年04月15日　13:51

ソニー、高輝度新技術を搭載した4Kテレビ「BRAVIA X9200B」

ソニーは、4K対応（3840×2160ドット）の液晶テレビ「BRAVIA（ブラビア） X9200B」シリーズ2機種を発表。65V型「KD-65X9200B」と55V型「KD-55X9200B」を5月24日より発売する。

画面の端にLEDを配列した「エッジ型LED部分駆動」を採用したモデル。高輝度新技術「X-tended Dynamic Range」を搭載し、映像を解析して明るい場所でLEDバックライトをオン、暗い場所でLEDバックライトをオフにすることで、高コントラストな映像を実現。加えて、明るい部分のLEDバックライトには2倍の電力を集中させて高輝度にすることで、より黒を引き締めた画質を実現している。

また、色再現能力を向上させる「トリルミナスディスプレイ」や、4K対応の超解像エンジン（高画質回路）「4K X-Reality PRO」を搭載。3D映像表示（アクティブシャッター方式）にも対応する。動画性能では、倍速駆動パネルを搭載し、LEDバックライトを高精度に制御する「モーションフローXR240」で、4倍速表示相当の残像感の低減を実現している。

音質面では、独自のデジタル音声信号処理技術「ClearAudio+」を搭載し、デジタル信号処理で音響特性を補正する「Clear Phaseテクノロジー」や、マルチサラウンドをテレビのスピーカーだけでバーチャルに再現する「S-Forceフロントサラウンド」に対応する。

スピーカーは、本体構造をくさび形にし、筐体内に大容量のスピーカースペースを確保することで、さらなる高音質を実現。従来機で背面に設置していたサブウーハーを前面に設置し、締まりの良い低音を実現。また、「磁性流体スピーカー」に、新たにグラスファイバー製の振動板を採用。迫力ある低域から伸びのあるクリアな中高域まで高音質を実現している。

操作性では、電源オフ状態から1秒前後での高速起動を実現する「快速設計」を採用。通常のリモコン（赤外線方式）に加え、スマートフォンのような操作ができるタッチパッドリモコンを付属。タッチパッドをなぞることで、テレビ画面に表示される「番組チェック」のサムネイルなど、コンテンツを見ながら指先をフリック／スライド＆クリックすることで直感的な操作が可能だ。

市場想定価格は、65V型「KD-65X9200B」が650,000円前後、55V型「KD-55X9200B」が450,000円前後。

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