2018年05月08日　18:42

ソニーが4K有機ELテレビ「A8F」発表、Google アシスタント built-inに年内対応

ソニーは、「4K BRAVIA（ブラビア）」の新モデルとして、4K有機ELテレビ「A8F」シリーズを発表。65V型「KJ-65A8F」と55V型「KJ-55A8F」を6月9日より発売する。

「A8F」シリーズは、2017年6月発売の「A1」シリーズにも搭載した4K高画質プロセッサー「X1 Extreme」を採用。有機ELパネルの性能を引き出し、「現実世界により近い深い黒や明るさを緻密に表現し、引き込まれるような映像美を実現する」という。

さらに、映像本来の明るさやコントラスト、鮮やかな色を再現するHDR（ハイダイナミックレンジ）信号に対応。「Dolby Vision」もサポートする予定だ（ソフトウェアアップデートが必要な場合がある）。

音質面では、テレビの画面そのものを振動させることで音を出す、ソニー独自の音響システム「アコースティックサーフェス」に対応。有機ELパネル背面の左右にアクチュエーターを配して画面を振動させ、背面のサブウーファーと、独自の信号処理技術を連携させ、画面全体から出力される音の広がりと、迫力のある音を体感できるとのことだ。

機能面では、各社のアシスタントサービスへの対応や、リモコンのデザインを進化させた点が特徴。Android TV機能に加えて、「Google アシスタント built-in」と「Works with Alexa」への対応を2018年内に予定している。

加えて、ブラビアのリモコンに話しかけることで、テレビ放送、録画番組やインターネット動画を検索することが可能。Works with Google アシスタントに対応したソニーの機器や他社の対応機器をGoogle Home アプリで連携させると、対応機器を音声操作できるという。

「KJ-65A8F」の本体サイズは144.7（幅）×84.1（高さ）×25.5（奥行）cm、重量は28kg（いずれもスタンド含む）。

「KJ-55A8F」の本体サイズは122.6（幅）×71.7（高さ）×25.5（奥行）cm、重量は22.2kg（いずれもスタンド含む）。

市場想定価格は、「KJ-65A8F」が550,000円前後、「KJ-55A8F」が350,000円前後（いずれも税別）。

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