2018年07月24日　15:00

東芝、BS/CS 4Kチューナー内蔵の有機ELテレビ「REGZA X920」を7/25に発売

東芝映像ソリューションは、7月下旬の発売を予定していた、4Kチューナー内蔵の4K有機ELテレビ「REGZA X920」シリーズの発売日を決定。65V型「65X920」と55V型「55X920」をラインアップし、7月25日より発売する。

BS/CS 4Kチューナーを内蔵し、BS/110度CSの4K放送6局のチャンネルを、現在使用しているBSアンテナでも楽しめる点が特徴。また、「SHマーク」のついたアンテナや混合器、ブースターなどに交換することで、すべてのBS/110度CSの4K放送を視聴できるという。BS/110度CSの4K放送は、10月以降に配布する「BS/CS 4K視聴チップ」を製品に装着することで、視聴できるようになるとのことだ。

画質面では、新世代の4K有機ELパネルと、新映像処理エンジン「レグザエンジンEvolution PRO」を搭載し、高いピーク輝度と濃密な黒の高いコントラストによって、「クリアな臨場感あふれる映像美、高精細で緻密な描写を実現する」という。

具体的には、映像の種類を判別して超解像処理を実行する「BS/CS 4KビューティX PRO」、地上デジタル放送のノイズを低減して映像を高精細にする「地デジビューティX PRO」、HDR映像の色彩を正確に再現する「HDRリアライザー PRO」、肌の質感を美しくリアルに再現する「美肌リアライザー」に対応する。

機能面では、オンエア中の番組をボタン1つで最初から楽しめ、放送済みの番組も過去番組表からすぐ再生できる「タイムシフトマシン」を搭載（別売りの「タイムシフトマシン」対応USB HDDが必要。録画は地上デジタル放送最大6チャンネルまで可能）。

音質面では、フルレンジスピーカー、ツィーター、バスレフボックスのすべてを新開発し、総合出力46Wのマルチアンプ駆動で、臨場感豊かな高音質を実現する「有機ELレグザオーディオシステム」に対応。スピーカーユニットは正面から見えないよう配置し、深い没入感を得られるという。

65V型「65X920」の本体サイズは144.6（幅）×84.6（高さ）×26.7（奥行）cm、重量は46.5kg（いずれもスタンド含む）。55V型「55X920」の本体サイズは122.6（幅）×72.2（高さ）×25.1（奥行）cm、重量は37.5kg（いずれもスタンド含む）。

市場想定価格は、65V型「65X920」が650,000円前後、55V型「55X920」が450,000円前後（いずれも税別）。

東芝