2018年08月22日　11:53

東芝、BS/CS 4K対応の全面直下LED液晶テレビ「REGZA Z720X」

東芝映像ソリューションは、BS/CS 4Kチューナーを内蔵した4K液晶テレビ「REGZA Z720X」を発表。55V型/49V型モデルをラインアップし、9月下旬より発売する。

2018年12月1日から始まる、BS・110度CSの4K放送を視聴可能なBS/CS 4Kチューナーを内蔵したモデル。なお、BS・110度CSの4K放送は、10月以降に送付される「BS/CS 4K視聴チップ」を装着することで視聴が可能になる。

画質面では、新開発の全面直下LEDバックライトを搭載するほか、新映像処理エンジン「レグザエンジンEvolution PRO」を採用。パネル全面に配置したLEDの点滅を緻密に制御する新開発「リアルブラックエリアコントロール」に対応し、新開発の「高コントラストIPS液晶パネル」の採用とあいまって、夜空に輝く星のきらめきまでも高コントラストに描き出せるという。

また、映像の種類を判別し、超解像処理を実行する「BS/CS 4KビューティX PRO」を搭載。映画、アニメ、音楽ライブなど、映像の原画のフレームレートに応じて適切なフレームを参照し、三次元ノイズリダクション処理・フレーム超解像処理を実行することで、BS・110度CSの4K放送を美しく、リアルに視聴できる。

さらに、地上デジタル放送のノイズを低減し、映像を高精細にする「地デジビューティX PRO」や、HDR映像の色彩を正確に再現する「HDRリアライザー PRO」を搭載。肌の質感を美しく、リアルに再現する「美肌リアライザー」にも対応する。

音質面では、「重低音バズーカウーファー」と「新型バスレフボックス2ウェイフロントスピーカー」を搭載。幅広いダイナミックレンジに加え、重低音の再現性を向上し、総合出力66Wの4.1chマルチアンプ駆動により、迫力のある重低音と透明感のあるクリアな音質を再現する。

録画機能では、USB HDDへのBS/CS 4K放送の録画に対応。地デジ番組を最大6チャンネル同時に録画できる「タイムシフトマシン」を搭載。加えて、地上/BS・110度CSデジタル放送用のチューナーをそれぞれ3基搭載しており、地上/BS・110度CSデジタル放送の番組を視聴しながら、同時に別の2番組を録画できる。

このほか、Netflixなどの動画配信サービスに対応。2つの番組を同時表示する「ダブルウィンドウ」を搭載。スマートスピーカーに対応しており、音声で、チャンネルの変更、放送中の番組を始めから見る「始めにジャンプ」の操作、音量調整や入力切り換えなどが行える。

市場想定価格は、55V型モデルが240,000円前後、49V型モデルが200,000円前後（いずれも税別）。

東芝