2018年12月01日　06:00

「新4K8K衛星放送」を手軽に楽しむ“チューナー内蔵テレビ”、メーカー別まとめ

2018年12月1日、いよいよ「新4K8K衛星放送」が開始される。そこで今回は、新たな放送を手軽に楽しめる「チューナー内蔵モデル」を、メーカー別にまとめて紹介する。

「新4K衛星放送」を視聴できるチューナーを内蔵したモデルは、東芝、シャープ、三菱電機、ハイセンス（12月上旬発売）、ピクセラから発売されている。なお、国内メーカーで最初に「新4K衛星放送」への対応を発表したのは、東芝だ（視聴には、東芝から配布される「BS/CS 4K視聴チップ」の装着や、「新4K衛星放送」対応のアップデートが必要）。

いっぽう、8K放送/4K放送の受信に対応した8Kチューナー内蔵モデルは、現時点では、シャープのみとなっている。

■東芝、BS/CS 4Kチューナー内蔵の有機ELテレビ「REGZA X920」を7/25に発売

BS/CS 4Kチューナーを内蔵した4K有機ELテレビ「REGZA X920」シリーズ。USB HDDに新4K衛星放送の録画も可能だ。新世代の4K有機ELパネルと、新映像処理エンジン「レグザエンジンEvolution PRO」を搭載し、高いピーク輝度と濃密な黒の高いコントラストを実現する。

■東芝、BS/CS 4K対応の全面直下LED液晶テレビ「REGZA Z720X」

BS/CS 4Kチューナーを内蔵した4K液晶テレビ「REGZA Z720X」シリーズ。USB HDDに新4K衛星放送の録画も可能だ。新開発の全面直下LEDバックライトを搭載するほか、新映像処理エンジン「レグザエンジンEvolution PRO」を採用する。

■東芝、BS/CS 4Kチューナー内蔵の4K液晶テレビ「REGZA BM620X/M520X」

BS/CS 4Kチューナーを内蔵した4K液晶テレビ「REGZA BM620X」「REGZA M520X」シリーズ。USB HDDに新4K衛星放送の録画も可能だ。「BM620X」シリーズは、新開発の「重低音バズーカウーファー」とフロントに配置した「クリアダイレクトスピーカー」を装備。「M520X」シリーズは、自然でクリアなサウンドを再現する「レグザパワーオーディオ」に対応する。

■ハイセンス、レグザエンジン＆BS/CS 4Kチューナー内蔵「50A6800」「43A6800」

東芝映像ソリューションの高性能映像エンジン「レグザエンジンNEO」を搭載したのが特徴。50V型「50A6800」が100,000円前後、43V型「43A6800」が90,000円前後とリーズナブルな価格帯になっている。

■ピクセラ、新4K衛星放送チューナー内蔵テレビを期間限定79,800円から発売

OSにAndroid TVを採用したモデル。直営通信販売サイトでは11月29日から12月9日まで、「新4K衛星放送開始記念特別セール」を数量限定で実施し、「PIX-43VP100」を79,800円、「PIX-55VP100」を99,800円の特別価格で販売する。

■シャープ、8Kチューナー内蔵テレビ「AQUOS 8K AX1」シリーズ3機種など

世界初となる、8K放送/4K放送の受信に対応した8Kチューナー内蔵の液晶テレビ。映像表示部には、高精細な8K映像を高輝度、広色域かつ倍速120Hzで表示する新開発の「8K倍速液晶」を搭載し、8K映像を美しくなめらかに表示する。

■シャープ、BS4K/110度CS4Kダブルチューナー内蔵の液晶テレビ「AQUOS 4K」

BS4K/110度CS4Kチューナーを2基内蔵し、新4K衛星放送を視聴しながら、別チャンネルの新4K衛星放送を外付けHDD（別売り）に録画することが可能だ。

■三菱、新4K衛星放送チューナー＆UHD BDドライブ内蔵の4K液晶テレビ「RA1000」

BS/110度CSの4K放送チューナー2基と、Ultra HD ブルーレイに対応したブルーレイレコーダー機能を搭載したモデル。4K放送の裏番組録画に対応するほか、ブルーレイへのダビング（要ダウンコンバート）も可能だ。