2020年04月28日　12:10

LGが有機ELテレビの2020年モデル発表、8Kチューナー内蔵88V型も

LGエレクトロニクス・ジャパンは、有機ELテレビの2020年モデルとして、5シリーズ計11モデルを発表した。6月上旬より順次発売する。

8K有機ELテレビのラインアップは、「OLED ZXシリーズ」より、88V型「OLED 88ZXPJA」、77V型「OLED 77ZXPJA」。

4K有機ELテレビのラインアップは、「OLED WXシリーズ」より、65V型「OLED 65WXPJA」。「OLED GXシリーズ」より、65V型「OLED 65GXPJA」、55V型「OLED 55GXPJA」。「OLED CXシリーズ」より、77V型「OLED 77CXPJA」、65V型「OLED 65CXPJA」、55V型「OLED 55CXPJA」、48V型「OLED 48CXPJA」。「OLED BXシリーズ」より、65V型「OLED 65BXPJA」、55V型「OLED 55BXPJA」。

例として、今回発表した2020年モデルでは、LGのプレミアムブランドである「LG SIGNATUREシリーズ」であり、有機ELテレビでは初となる、8Kチューナーを内蔵した最上位モデル「OLED ZXシリーズ」が登場（チューナー数はBS8K×1、BS4K/110度CS4K×2、地上/BS/110度CSデジタル×3）。88V型は、中央の大きな空洞が目をひく、スタイリッシュなシルバーのキャビネットスタンドを採用。77V型は壁かけにも対応する。

なお、8K有機ELテレビでは、8Kテレビ専用エンジン「α9 Gen3 AI Processor 8K」を搭載。2Kおよび4K解像度の映像を「8K水準の画質」にアップスケーリングするという。さらに、AIが映像を解析。あらゆるノイズを除去することで、クリアで鮮明に映し出すとのことだ。

このほかのラインアップでは、厚さ約3.9mmパネルの「Picture on Wall」デザインを採用した「OLED WXシリーズ」は「壁に貼るテレビ」として展開。「OLED GXシリーズ」は、壁かけ用の取り付け金具がテレビ本体の中に収まる構造の「ギャラリーデザイン」を採用した。

仕様面では、人工知能を統合させたという、最新のAI対応映像エンジンを搭載。音質面では、現在見ている映像のジャンルをAIが分析し、それぞれに合わせたサウンドに最適化しつつ、臨場感あふれるバーチャルサウンドに変換。音が360度移動する画期的なサウンド規格「Dolby Atmos」にも対応する。

8K有機ELテレビ「OLED ZXシリーズ」の市場想定価格は、88V型「OLED 88ZXPJA」が3,700,000円前後、77V型「OLED 77ZXPJA」が2,500,000円前後（いずれも税別）。

4K有機ELテレビ「OLED WXシリーズ」の市場想定価格は、65V型「OLED 65WXPJA」が670,000円前後（税別）。

4K有機ELテレビ「OLED GXシリーズ」の市場想定価格は、65V型「OLED 65GXPJA」が500,000円前後、55V型「OLED 55GXPJA」が350,000円前後（いずれも税別）。

4K有機ELテレビ「OLED CXシリーズ」の市場想定価格は、77V型「OLED 77CXPJA」が750,000円前後、65V型「OLED 65CXPJA」が450,000円前後、55V型「OLED 55CXPJA」が300,000円前後、48V型「OLED 48CXPJA」が230,000円前後（いずれも税別）。

4K有機ELテレビ「OLED BXシリーズ」の市場想定価格は、65V型「OLED 65BXPJA」が330,000円前後、55V型「OLED 55BXPJA」が230,000円前後（いずれも税別）。

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